今回は【瓜を破る】36〜42話(6巻)のネタバレ・感想ご紹介していきます。
デートの約束をしたりと、いい感じの関係になってきたまい子と鍵谷。
しかし、嬉しさとは裏腹に、鍵谷は不安な気持ちがせり上がってきます。
自信のない彼ですが、まい子のことが好きな気持ちは本当で………。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!
瓜を破る
筆者 :板倉梓
出版社 :芳文社
雑誌 :週刊漫画TIMES
ジャンル:女性マンガ
前回までのあらすじ
お得意先の社長からもらったチケットと使い、まい子をデートに誘った鍵谷。
”こんなオレと香坂さんがずっと一緒にいてくれるわけない………。” とまい子のことを考えながら、不安になります。
そして待ち合わせの時間になり、まい子に会いました。
すると、さっきまで思っていた不安よりも、好きという気持ちの方が大きくなるのでした。
登場人物
●香坂 まい子
………32歳の会社員で広報部所属。優しくてかわいい。ちゃんとした恋愛をするのは鍵谷が初めて。
●鍵谷 千里
………29歳のコピーメンテナンス員。女性経験なし。まい子と関わるようになってから、いろいろと努力する。
それでは【瓜を破る】36〜42話(6巻)のネタバレ・感想をご紹介していきます。
【瓜を破る】36〜42話(6巻)のネタバレ
36話
ライン下りデートをすることになったまい子と鍵谷。
長瀞駅に着き、先にお昼を食べることにしました。
会計は鍵谷が全額出そうとしたところ、
いいですよ。チケット用意してもらったから。
とまい子に言われ、結局割り勘に。
香坂さんに少しでも良く思われたい。
と鍵谷は思い、モヤモヤした気持ちになるのでした。
そして、メインであるライン下りに参加。
急流でボートに揺られ、まい子はアトラクションみたいと思います。
すると、ボートがグラっと揺れ、まい子は鍵谷の腕に抱きついてしまいました。
密着し、ドキドキする2人。
一緒に初めての体験をできるのって嬉しいな。
とまい子は喜びました。
ライン下りが終わったあと、他のカップルに「写真を撮ってほしい」とお願いされます。
鍵谷が撮ってあげると、「彼女さんとも撮りましょうか?」と提案されました。
しかし鍵谷は、
彼女……じゃないからなあ………。
と思い、断ります。
それを聞いたまい子は、大ショックを受けてしまい………。
37話
鍵谷さんの家に行きたい。
そのことばにビックリする鍵谷。
まい子のうつむく姿を見て、
わかりました。本当にボロいですけど。
と鍵谷は言い、家に行くことになりました。
向かう途中、コンビニに寄った2人。
店に売ってるコンドームを目にして、
鍵谷さんがほんとうはどう思っているのか、確かめたい。
とまい子はもんもんとします。
いろいろと不安を抱きながら、鍵谷の家に着いたまい子。
入ってすぐにあるキッチンを見ると、調理器具や食器が並べてあります。
自身のキッチンとはまったく違い、少し劣等感を感じたのでした。
そして、リビングへ。
そこは、テレビやゲームはなく、好きなものや楽しめるものが一切ない、殺風景な部屋でした。
ずっと将棋だけをやってきた鍵谷。
彼の人生そのものを現したような部屋を見たまい子は、悲しげな表情をし………。
38話
玄関で熱いキスを交わす2人。
すると、鍵谷は真剣な瞳で、
話があるんです。
と言いました。
何を言われるか怯えるまい子。
この3年ずっと何もなくてもいいと思っていました。でも香坂さんに会って、初めて欲ができたんです。
と鍵谷は言います。
仕事も契約社員ではなく、もっとちゃんとしたい。
服も一緒にいて恥ずかしくないような格好でいたい。
そう胸のうちを明かしたあと、
香坂さんが好きです。
と告白したのでした。
それを聞いて大号泣するまい子。
わたしも好きです。大人になって初めてこんなに人を好きになった。
と言います。
距離感がわからず、どうすればいいかわからなかったこと。
今日も彼の気持ちを考えず、部屋まで押しかけてしまったこと。
まい子が心の中で思っていた不安をこぼしました。
お互いの本音を話し、2人はめでたく付き合うことに。
すると、鍵谷は、
今日は泊まってくれたら嬉しいです。
と言い…………。
39話
買ってきたコンドームを見て、
本当にするんだ、鍵谷さんと。
と緊張するまい子。
ぎゅっと抱きしめ合いながら、キスをします。
まい子の声・しぐさに我慢できなくなった鍵谷は、服を脱がせました。
恥ずかしくなったまい子は、電気を消すようお願いし、暗闇の中で行為をすることに。
香坂さんは経験あるんだもんな。ちゃんとできるかな、オレ。
と鍵谷は不安に思います。
対して、
すごい気持ちいい。鍵谷さんやっぱり経験あるのかな。
と思うまい子。
すると、鍵谷がまい子の体を強く吸ってしまいます。
少し痛がるまい子に焦り、
あの……オレ初めてで………。
と正直に話し………。
40話
お互い初めてだとわかり、嬉しくなる2人。
挿れてもいいですか?
と聞き、鍵谷はコンドームを袋から取り出します。
初めて使うコンドームに戸惑い、説明書を読む鍵谷。
そんな彼をよそに、まい子は昔のトラウマを思い出します。
今日もあんなに痛かったらどうしよう。
と不安になり始めました。
鍵谷の準備が終わり、いざ挿入へ。
グッと入れ込もうとすると、まい子は青ざめた表情をします。
高校時代の元カレに、「痛いって言われたら勃たないわ。」と言われたまい子。
鍵谷に心配されても、
大丈夫だからやめないでください………。
と言い、続けようとしました。
しかし、痛そうな彼女に無理強いはできない鍵谷。
ごめんなさい。オレがムリかも………。
と言い、中断してしまい………。
41話
お互いなかなか寝付けず、キスをする2人。
まい子は泣きながら鍵谷の上に乗り、彼の体を触ります。
鍵谷は我慢できなくなり、まい子を押し倒し、彼女の体を触り始めました。
再チャレンジしようと思い、またコンドームをつけた鍵谷。
しかし、まい子の怯えた顔を見て、
ムリしないでください。痛い思いさせたくない。
と気遣います。
すると、まい子は、
痛くても鍵谷さんが好きだからしたい。
と覚悟を決めました。
鍵谷はそんな彼女に応え、挿れようとします。
力を抜き、恥かしがらず、足を開いたまい子。
ついに全部入りました。
変な感じだけど、あったかい………。
オレもあったかいです。好きです。香坂さん。
2人は心も体もつながることができたのでした。
42話
翌朝、先に目を覚ましたまい子。
昨夜のことを思い出し、つい顔を赤めてしまいます。
すると、鍵谷も飛び起き、まい子の顔を見るやいなや、顔を赤らめました。
昨夜は寝るのが遅かったため、起きた時刻は11時前。
腹減りましたね。焼きそば作ります。
と言い、鍵谷はキッチンへ向かいました。
できあがったホカホカの焼きそばを食べながら、おいしそうな表情をするまい子。
父親以外に自分の料理を食べてもらうのが初めてだった鍵谷は、とても嬉しくなったのでした。
その後の予定は特にない2人。
外へ出かけようと鍵谷が提案すると、急に大雨が降ってきました。
窓の外を見るまい子。
自身の服を着てダボダボな姿のまい子を見て、ムラッときた鍵谷はそのままキスをして………。
【瓜を破る】36〜42話(6巻)の感想
ついに心も体も結ばれた2人!
見てるこっちも嬉しくなりました。
6巻の醍醐味はなんと言っても、40〜41話にかけてのエッチシーン。
すごいリアルで生々しかったです。
女性なら共感できる部分がたくさん盛り込まれていました。
初めて致すときの女性の感情を、とてもわかりやすく表現しています。
初めてって本当に怖いし、心臓バクバクですよね。
少しでも入ると、
痛っっっ!!
ってなって………。
それで男性が萎えてしまうと、こっちが申し訳なくなってきます。
しかし、鍵谷が萎えたところでそのまま終わらず、再チャレンジしようとまい子。
とっても鍵谷のことが好きなんですね。
挿れるときにまい子が、「力入れない。恥ずかしいけど、ちゃんと足開いて。」と心の中で言い聞かせるシーンがあるんですが、まさにそう。
初めてのときって体がガチガチになりがちだし、恥ずかしいから足も閉じがちになってしまうのですが、そうする全然入らないんですよね。
ここら辺リアリティありすぎて。
なんだか初体験を思い出してしまうシーンでした。
しかし、まい子が前戯されている最中に、「鍵谷さん経験あるのかな。」と思ったシーン。
そう思うってことは、鍵谷、相当うまいのでしょうか。
リアルに言うと、男性が初めてだとまい子みたいに、「すごい気持ちいい………。」って感情にならなくないですか。
まあ彼は料理もできるし、いろいろと器用なんでしょうね、手先とか笑。
また、彼がコンドームの説明書を見るところもリアルでした。
やる前に読んでおこうよ!!笑
って個人的に思いましたが。
しかも、ツルッと落としてしまい、1コ捨ててしまうという………。
童貞あるあるですかね。
【瓜を破る】36〜42話(6巻)のネタバレ・感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
ついに素直に自分の気持ちを話し、付き合うことになった2人。
デートをしたり、初めての夜を過ごしたりと、キュンキュンドキドキするシーンがたくさんありました!
次回からは別の人物にもスポットが当てられます。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスでも読んでみてくださいね!
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それではまた。
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