由緒正しき家柄の生まれである赤毛の貴族・
レッドサム家。
その娘であるカレンは、婚約相手・エリオット家の
クリスとの披露宴を予定していました。
しかしその1週間前、
突然クリスは婚約を解消したいと言ってきて……。
ざまぁで優雅なスカッと令嬢ファンタジーです!
ネタバレを読んだあとはぜひ、
コミックスも読んでみてくださいね!
恩を仇で返された令嬢の家族が
黙っている訳がない
筆者 :七ツ河ほづみ
出版社 :コミックルーム
雑誌 :COMIC MOON
ジャンル:女性マンガ
登場人物
●レッドサム侯爵家
・カレン
…レッドサム公爵家の長女。
クリスとの結婚が決まっていた。
・ジャック
…カレンの父。
・アラン
…カレンの兄。
・セリア
…カレンの妹。
●エリオット侯爵家
・クリス
…カレンの結婚相手だったが、
メアリーと結婚することに。
●スコット家
・メアリー
…カレンの親友だった。![]()
それでは【恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。
【恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない】全話ネタバレ・感想
1〜7話
1話
1話は無料配信中!
2話
クリスやメアリーらに鉄槌を与えるというアラン。
自身の友人に協力してもらい、
クリスたちに復讐することにしました。
そして、披露宴当日。
国中の貴族が、レッドサム家にやってきます。
”それでは今より、
クリス様とメアリー様の婚約披露宴を始めます。”
と司会者は言い、2人が入場してきました。
予定とは違う人物にざわつく観客たち。
クリスとメアリーは、
カレンの父であるジャックの元へ挨拶に行きます。
ジャックこれは美しいお嬢様だ。
ぜひ楽しんでいってください。
と、ジャックは笑顔でメアリーを歓迎。
すると、メアリーは笑みを浮かべながら、



カレンはどちらに?
と、わざとらしく言い………。
感想
傷ついたカレンがどうなるかと思いきや……家族みんなが味方してくれてよかったです。しかし、メアリーとクリスのキスシーンは胸糞悪かったですね。
3話
美しい格好をし、
兄・妹とともに入場してきたカレン。
主役のような登場の仕方に、
クリスとメアリーは困惑します。
カレンは、



ご無沙汰ね、メアリー。
と、優雅に言いました。
なぜカレンが花道を歩いてきたのか、
疑問に思うメアリー。
すると、 ” 続きましてのご入場です。” と言われ、
ある男性が入場してきました。
それは、
ベルリア王国第3王子のステファン・マンダール。
彼は、北方の強国の王子です。
ステファンは真っ直ぐにカレンの元へ向かい、
彼女の前に跪きました。



この度はわたしの申し出をよく受け入れてくださった。あなたへの愛と忠誠をここに誓う。
と言い、カレンの右手にキスをするステファン。
ステファンはアランの友人であり、
以前からカレンのことが好きだったのです。
そして、アランが思いついた作戦。
それは、クリスとメアリーの婚約披露宴・カレンとステファンの婚約披露宴を同時に行うことでした。
予想もしていなった展開に、
絶望するメアリーとクリス。
クリスとメアリーの父は怒り始めて………。
感想
ステファンイケメンでかっこいい!!カレンとお似合いですね。また、最後のメアリーの悔しがる表情……憎たらしさが存分に出ていました。
4話
顔が引きつりながらも、
披露宴をやり過ごしたメアリー。
終わったあと、



なんでこんなことになったの!?あれじゃまるでわたしがカレンの引き立て役じゃない!
と、クリスに八つ当たりします。
なんとかしてほしいと父に懇願しますが、
相手は強国ベルリア王国の王子。
外交上、揉めると大問題になってしまう程でした。
そんな中、カレンとアランが顔を出します。
アランは、



本日をもって、我がレッドサム家からエリオット家への援助を終了とさせていただきたい。
と言いました。
今後は、
スコット家がエリオット家の援助をすることに。
メアリーの父は、なんだか浮かない顔をします。
するとアランはさらに、
クリスの秘密を大暴露し始め………。
感想
ざまぁな展開!メアリーはカレンに嫉妬するし、アランはとんでもないことをバラされてしまうし……どうしようもない2人でした。2人の悲惨な結末も必見ですよ。
5話
ベルリア王国にカレンが嫁いでからというもの、
地位がどんどん高くなっていくレッドサム家。
ジャックは外務大臣となり、アランは次期後継者
として、領地経営を取り仕切っています。
そして、次女のセリア。
彼女は美しく成長し、
ベルモンドという婚約者もいます。
しかし、セリアは周りの人たちから、
『冷徹令嬢』と呼ばれていました。
その理由は、
彼女が開発を主導している銀山の件が原因でした。
開発のために、
近隣の住民を移動させていたのです。
セリアのやり方に、否定的なベルモンド。
公衆の面前で不満をさらした上に、



キミと話していても、いつも理のことしか話さない!キミは僕を愛しているのかい!?
と叫びました。
彼の質問に対し、何も言わないセリア。
そのようすを見て、



今夜、この時をもって、セリア・オブ・レッドサムとの婚約を破棄させてもらう。
と、ベルモンドは勝手なことを言い………。
感想
あの子どもだったセリアが美しくなって登場!!ツインテールで可愛らしい雰囲気ですが、冷徹というところが最高にクールで良いです。
6話



レッドサムめ!
本当に気に食わないわね!!
ベルモンドの話を聞き、メアリーは怒ります。
メアリーと結婚する予定だったベルモンドですが、彼女に『事故物件』認定され、婚約は破棄。
レッドサム家を潰すため、
メアリーたちは動き始めるのでした。
一方、メアリーに捨てられたベルモンドは、
トボトボと帰ります。
すると、目の前にアランが現れました。
約束通り、2人の決闘が開始。
乗り気じゃないベルモンドは、
ヤソくそでアランに攻撃します。
しかし彼に敵わず、あっさりと敗北。



スコット公爵との関係を洗いざらい話せ。
とアランに言われ、すべてを話し始め………。
感想
相変わらず執念がすごいメアリー。終始、鬼の形相で、かわいい顔は台無しでした。レッドサム家をどう潰すのか、気になりますね。
7話
3年ぶりに実家に帰ってきたカレン。
セリアとベルモンドの婚約解消を知ったカレンは、
驚きます。



レッドサム家として、スコット公爵を叩き潰すことに決めた。カレン、君にも知恵を貸してほしい。
と、アランは言いました。
カレンはそれを、快く承諾。
メアリーの歪んだ性格にピッタリな計画を、
アランは思いついたのでした。
翌日。
アランは、自身の友人を家に連れてきました。
彼が連れてきたのは、
ハルミッヒ辺境伯であるキール。
セリアの新たな婚約者候補だと言います。
しかしカレンが、



ちょっと待って!その人がハルミッヒ伯なわけないわ。
と、口を挟んできて………。
感想
カレンが幸せそうで安心しました。そして、新たなイケメン王子登場!しかし、彼はなんだか怪しい気配。アランが思いついた復讐計画とはいかに……!?
8〜12話
8話
レッドサム家で行われた夜会。
人々は、カレンの美しさに見惚れていました。
すると、セリアもやってきます。
彼女の隣には、
ハルミッヒ辺境伯のフリをするキールが。
会場にいた令嬢たちは、



あんな素敵な男性見たことある?
と、彼に釘付けです。
キールをハルミッヒ辺境伯だと勘違いし、
うらやましいと騒ぐ女性たち。
その光景を、メアリーの友人が見ていて………。
感想
キールの存在が謎すぎて気になります。本気でセリアのことが好きなのか、何か企んでいるのか……今後は彼の行動に注目です。
9話



この私に落とせない殿方はいないわ。
ハルミッヒ辺境伯のキールを、
自分のものにしようと企むメアリー。
父に頼み、
大規模な舞踏会を開くことにしました。
そして、舞踏会当日。
会場には、大公に嫁いだメアリーの姉・ソフィア
を含め、錚々たる顔ぶれが集まっていました。
そこにはもちろん、レッドサム家一同も。
あんな一件があったにも関わらず、メアリーは、



カレン!久しぶり!
と、笑顔でカレンに話しかけ………。
感想
相変わらず懲りないメアリー笑。あの自身は一体どこからきているのでしょうか? 9話はいろんなキャラが登場してきて面白かったです。
10話
王太子殿下であるヴィクターに誘われ、
一緒に踊ることになったセリア。
2人が仲良く踊っている光景を見て、
カレンとアランは安心していました。
しかし、2人をよく思わないのが、メアリーの父。
ヴィクターではなく、
キールと踊るメアリーを見て、



何をしているのだ、メアリー。肝心の王太子を射止められなければ意味がないぞ。
と思います。
そんなメアリーは、キールに夢中。
本命は王太子だとわかっていながらも、



私……あの方(キール)がどうしてもほしい!
と思ってしまい………。
感想
キールには女性を虜にさせてしまう魅力がありますね。これはメアリー、沼っても仕方ありません。彼女の恋は果たしてどうなるのでしょうか!?
11話
キールと過ごす時間が増えるたび、
彼のことが気になっていくセリア。
城に帰るとアランが、



いよいよ泥棒猫(メアリー)が食いついたぞ。
と言ってきました。
アランの手元にあるのは、
メアリーからキールに向けた手紙。
計画は順調に進んでいます。



…あとは約束通り、泥棒猫さんに偽情報を掴ませて国を出ればいいわけか。
と、キールは言いました。
それを聞き、ショックを受けるセリア。
キールが部屋から出て行ったあと、



キールは国外に行かなきゃだめ? あの人を思うと……。
と、セリアは自身の気持ちを呟きます。
するとアランが、



だめだ、セリア!キールだけは絶対に許さない………!
と、猛反対してきて………。
12話
キールのことが好きだと確信したセリア。
さらに、キールもセリアのことが好きで、
両思いだったのです。
アランとの決闘後、キールはセリアに、



君のことを好きになってしまったんだ。良ければ、僕と婚約してほしい。
と、正直に言います。
それに対し、



私も……あなたのことが好きです。
と、笑顔で応えるセリア。
しかしその直後、



でも、だからと言って婚約などできません。
と言ってきて………。
13〜19話
13話
キールの求婚を断ったセリア。
当初の予定通り、キールはメアリーに会い、
偽情報を掴ませ、国を出ることになりました。
そして、計画当日。
メアリーは、キールに会えるのが楽しみすぎて、
ソワソワしています。
キールを出迎えたメアリー一家。
しかしなぜか、アランも付き添いで
メアリーの家まできたのです。



なんで貴様が!
と驚くメアリーの父ですが、
したかなく彼を家に入れることに。
家に入ると、さっそくキールの話になります。
すると、アランはどういうわけか、



彼はハルミッヒ辺境伯の子息なんかじゃありません。地方貴族アルディン辺境伯の三男坊ですが、とっくに親から勘当されています。
と、キールの正体をバラしてしまい………。
14話
アランの告白に衝撃を受けるメアリー一家。
メアリーは半ベソをかきながら、



ウソよ!ジゴロなんてウソに決まってるわ!!ねぇキール様!!
と、キールに詰め寄ります。
アランの方をチラッと見るキール。
自身に恥をかかせるためにこんなことしているのかと思ったキールは、



その通り、わたしはジゴロを生業として生きてきました。あなたを落とすことなど造作もなかった。
と、やけくそになって言いました。
それを聞き、



メアリー様、キールはあなたと同じ思想のようです。
と、笑うアラン。
バカにされ、カッとなったメアリーは、
キールの頬を思いっきり叩いて、



ふざけるな!この私を誰だと思っている!!
と叫び………。
15話
メアリーの心を奪った、たった1人の男・キール。
しかし、その正体は女性を泣かすジゴロ。
その上、アランと手を組んで自身を嵌めようと
してきたゴミクズ。
メアリーは、



許せるわけない。今すぐ八つ裂きにして犬に食わせて………。
とキールに対し、怒りの感情に苛まれていました。
ですがキールに、



あなたを傷つけたこと、心から謝罪したい。すまなかった。
と、甘いマスクで言われたメアリー。



スキィィィィィィ!!この男がなんとしても欲しいぃぃぃぃ!!
と、やはりキールのことを恨むことはできません。
どうしても彼を自分のものにしたいメアリーは、



わかったわ、許してあげる。ただし……あなたが私のモノになると誓うのでしたらね。
と言ったのです。
そんな娘に、



ふざけるな!
ワガママにも程がある!!
と、思わず口を挟むメアリーの父。
するとメアリーは、



勘違いしないでちょうだいお父様!私が彼に望むのはもう婚姻じゃなくってよ!
と言い始め………。
16話
スコット家で働くようになったキール。
メアリーは、



アルディン辺境伯の令息が私の従者になるのよ。これって貴族界の大ニュースじゃない!?
と、大喜びしていました。
しかし、キールを従者にするには、
国王陛下への届出が必要。
メアリーたちは、
ワクワクしながらその許可を待っていたのでした。
その後。
メアリーの父は、
国王陛下から呼び出しを喰らいます。
何事かと思いながら王宮に向かうメアリーの父。
そこで待っていたのは、アルディン辺境伯の長男、
つまりキールの兄でした。
キールの兄・グラントは、



あなたがたスコット家が、我が愚弟キールを従者にしたという話が入ってきましたが、それは真ですか!?
と、怒りをあらわにしてきて………。
17話
キールが来てから毎日楽しい日々を送るメアリー。
キールは兄から使用人扱いをされて生きてきた
ため、メアリーの身の回りの世話は得意げに
こなしていました。



案外扱いやすかったな。このままなら正式にスコット家に入れそうだ。
と思うキール。
しかし、頭の中ではまだ、
セリアのことが気になっていたのでした。
昼下がり。
父が帰ってくる時間のため、
メアリーはキールとともに彼を出迎えます。
するとそこには父だけではなく、
グラントも一緒にいて………。
18話
逃亡したキールを実家に連れ戻すため、
スコット家に乗り込んできたグラント。
しかし、キールを出て行かせることなど
メアリーが許すはずもありません。
睨み合うグラントとメアリー。
グラントはフッと笑い、



おいキール、お前はもうこのお嬢様に乗ったのか?
と聞いてきます。
その言葉を聞き、苦い顔をするキール。
すると、グラントはメアリーに近づき、
彼女の腰に手を添え、キスをしてきて………。
19話
セリアが主導となり、開発していた鉱山。
商会の人たちとも商談が成立し、レッドサム家は
揺るがない資金源を手に入れたことになりました。
これは全てセリアの功績だとアランは褒めますが、セリアの表情はずっと曇ったままです。
その理由は、実家に連れ戻されたキールの
行方がどうなってしまうのか、
心配でたまらなかったからでした。
その夜。
アランの部屋に父がやってきました。
話の内容は、セリアをヴィクター殿下の元へ
嫁がせるという打診が国王陛下からあったこと。
さらに、アランにも
皇室の長女であるユリア姫を妻に迎えてほしい
と打診があって………。
20〜26話
20話
なぜか頭を抱えるメアリーの父。
彼は、本当にメアリーがグラントと婚約をして
良かったのかと悩んでいました。
それに対し、メアリーは余裕の表情。
王室にこれ以上嫌われたらどうしようと心配する父とは反対に、メアリーは、もし嫌われても王室を倒せばいいという考えなのでした。



さて、キールの様子を見てこようかしら。
と言うメアリー。
ご機嫌な様子で地下室へ向かいます。
そこには、牢屋の中に閉じ込められたキールの姿があって………。
21話
地下室にやってきたメアリー。



キール、今日はとても良い知らせがあるの。
と笑顔でキールに話しかけます。
良い知らせとは、正式にアルディン伯が
メアリーとグラントとの婚約を認めたこと。
メアリーは、この先ずっとキールと主従関係が
続けられると喜んでいました。



いい加減にしてくださいメアリー様!このような扱いは許されません!まるで犬です!!
必死に訴えるキール。
すると、メアリーはため息をつき、



今日はスプーンを持ってくるのを忘れてしまったの。だからこの料理を手を使わずに食べてくれる?
と犬同然の行為を強要してきて………。
22〜23話
アルビオンと戦争が続いているオルライン王国。
戦争を主導しているのは、
アルディン辺境伯家とスコット家でした。
その戦争を終結させようとしているのが
王家とレッドサム家。
王家はレッドサム家のアランかセリア、
どちらかと婚約させ、国の権力を
確固たるものにしようとしています。
また、子のどちらかが王家と婚約すればジャックの陞爵(位が上がること)が決まるため、アランとセリアは王家の者たちと親睦を深めていました。
ヴィクター殿下の妹であるユリアに、
だんだんと惹かれていくアラン。
対してセリアの方は、
ヴィクターを素敵だと思いつつも、
まだキールのことを気にしている様子で………。
24話
グラントが王宮に怒鳴り込んできたことを
ヴィクターから聞いたセリア。
キールの行方をずっと心配していたセリアは、
彼が投獄されているかもしれないことを知り、
ショックを受けます。
そんなセリアを不憫に思ったヴィクターは、



私が何とかしてみせますよ。
キールは私の友人ですから。
と言いました。
その言葉に表情がパッと明るくなるセリア。
その様子を見てヴィクターは、セリアが
キールのことを好きなのだと気づくのでした。
一方スコット家では、
メアリーが珍しく乗馬をしようとしていました。
しかし、馬など飼ってはいません。
メアリーはどうやって乗馬をするのかというと、
キールを馬代わりにし、
彼の上に乗って外を走らせていて………。
25話
アランとお茶をするセリア。
セリアは、ヴィクターがキールを助けてくれる
ことをアランに伝えました。



お前からキールへの想いがあることもヴィクは気づくはずだ。
と釘を刺すアラン。
するとセリアは、



もし殿下が私を望むならば、私は殿下と結婚します。でも私はキールにも幸せになってほしいんです。できることはしてあげたい。
と言いました。
セリアは自分の立場を分かった上で、
キールを助けようとしているのです。
彼女の意思を聞き、安心するアラン。
アランは、今の現状を話し始めました。
まず、今回の縁談には様々な条件が
ついていること。
それは、アランとセリアの婚約がアルビオンとの
外交上の結果にも繋がることでした。
アランかセリア、どちらかが成婚をした場合、
成らなかった方はアルビオンとの政略結婚を
強いられるとのこと。
つまり、アランがユリアと結婚すればヴィクターはアルビオンの姫を妻に迎え、セリアがヴィクターの妻になれば、ユリアはアルビオンのシャフリー王に嫁ぐことになるのです。
そして、ヴィクターかユリアのどちらかが
アルビオンの王家と結婚することは、
アルビオンとの戦争を終結させるための条件
として提示されており………。
26話
ヴィクターとともにワインを嗜んでいたアラン。
2人で今後について語り合っていると、
王とジャックが焦った様子で入ってきます。
その理由は、
アルディン伯が軍を率いて王都を目指している
と情報が入ったからです。
なぜこんなにも大掛かりなことをするのかというと、グラントの父であるゼウス(アルディン伯)が自身の権威を見せつけるため。
ゼウスは王に陞爵を求め、また、アルビオンとの戦争を認めさせることを目的としているのでした。
一方、スコット家はというと、メアリーはなぜかキールを地下牢から出していました。
そして、痛めつけられたキールの足を洗い、
これからは柔らかいベッドで眠るよう指示します。
人を痛めつけたあと優しくし、支配していくメアリーのやり方に恨みを感じるものの、彼女に従うことしかできないキール。



ただ残念です。あなたに解放されてもこのまま私はグラントに引き渡されるのでしょう。
とメアリーに言いました。
それに対し、



それはあなた次第よ。言ったでしょう?あなたと私が幸せになれる唯一の方法があるって。
と言うメアリー。
どういうことなのかキールが疑問に思うと、



グラントとゼウスを消すのよ。
と彼女は言ってきて………。
【恩を仇で返された令嬢の家族が黙っている訳がない】全話ネタバレ・感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
メアリーに対するざまぁな展開が楽しみですね。
絵もキレイで、登場人物みんな美形で癒されますよ。
ネタバレを読んだあとはぜひ、
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