今回は【望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。
自国リデアが敗戦し、人質として戦国バルディンに送られた花嫁・ティナーリア。
彼女は、初恋の相手であり、バルディンの皇太子・キースファルトに会えることを楽しみにしていました。
しかし、彼は敵国から嫁ぎにきたティナーリアのことを良く思っていなくて………。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!
望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す
原作 :古池マヤ
作画 :紡木すあ
出版社 :ぶんか社
雑誌 :PRIMO
ジャンル:少女マンガ
登場人物
●ティナーリア
………リデア国の第三王女。隣国バルディンに敗戦。父の地位を失うことを避けるため、バルディンに嫁ぐことになった。
●キースファルト
………バルディン国の皇太子。ティナーリアとの結婚を良いものだと思っていない。
●ベラード
………王妃であり、キースファルトの義母。自身の美貌を武器に、王妃になった。
●ライオネル
………キースファルトの側近。
●クリアーナ
………ライオネルのいとこ。キースファルトの嫁の座を狙っている。
●マリア
………ティナーリアの侍女。いつもティナの味方。
それでは【望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。
【望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す】全話ネタバレ・感想
1〜5話
●1〜2話
1〜2話は無料配信中!
●3話
バカンスを切り上げ、園遊会を開くことにしたバラード。
ティナの容姿が美しいというウワサを聞き、黙っていることができなかったのです。
園遊会当日。
ベラードは、ティナのことを目の敵にしていました。
ティナが彼女に怯える中、唯一話しかけてくれたのは、クリアーナ。
クリアーナの優しさに、ティナは安心します。
するとそこへ、キースがやってきました。
クリアーナは彼と腕を組み、
ティナーリア様。わたし、殿下とお付き合いさせていただいておりますの。
と、ドヤ顔で言ってきて………。
●4話
2人の関係を見せつけられ、暗い表情をするティナ。
そんな中、ベラードがテラスでお茶会を開くことを知り、そこへ向かいます。
お茶会の場へ行くと、ある侍女がティーセットを落としてしまいました。
それを見たティナは、彼女を心配し、割れた食器を拾ってあげます。
すると、
大きな音に驚いてきてみれば、この茶器はどうなさったの? ガレン地方の高級品ですのよ?
と、ベラードがやってきて………。
●5話
ベラードが開くお茶会で、侍女として働くことになったティナ。
いつも通りお茶を運んでいると、ベラードたちの会話を小耳にはさみます。
それは、隣国のジグラスが兵を集めているという話。
ジグラスは、キースの実の母の生国です。
何かしらの対策は立てておかなければなりませんわ。パルディンの輝かしい未来のためにね。
そう言いながら、お腹をさするバラード。
その姿を見て、ティナはあることに気づき………。
■1〜5話感想■
さすが紡木すあ先生!絵がとってもキレイで、王族の華やかさが存分に描かれています。特に、女性キャラのドレスはデザインが素敵で、見ていて楽しいですよ◎
6〜10話
●6話
ベラードの懐妊がわかってから1ヶ月。
キースは、王とコンダーナ侯爵の動向を気にしつつ、通常の任務をこなすという、忙しい日々を送っていました。
そんなキースのことを、ティナは心配します。
彼に役に立ちたいと思ったティナ。
勇気を振り絞り、
キースファルト様、ご相談が───
と言いました。
彼女が考えたことは、孤児院へ慰問に行くことで………。
●7話
キースに、花の刺繍を施したハンカチをプレゼントしようとするティナ。
東屋で彼と会ったら渡そうと決めます。
お茶会終わり。
緊張しながらキースを探していると、クリアーナと話す彼の姿がありました。
クリアーナと目があってしまったティナは、サッとその場から立ち去ります。
2人が一緒にいるところを目撃する度に、心臓が握り潰されるような痛みに襲われるティナ。
恋人との仲を邪魔する者が刺繍を送るなんて、不快な思いをさせてしまうに決まっている………。
そう思っていると、裏庭から誰かの話し声が聞こえてきました。
ここは、ほとんど人が来ない場所。
話していたのは、ディノア侯爵と出入りの商人で………。
●8話
隣国ジグラスへ向かう、ティナとキース。
迎えてくれたのは、キースのいとこであり、陛下のジーグリードです。
彼はティナに目を奪われます。
今夜はあなたのドレス姿を楽しみにしているよ。
そう言い、ティナの手にキスをするジーグリード。
それを見て、キースはなんとも言えない苛立ちを覚えるのでした。
その後、パーティーが開かれました。
会場の男性は、何やらざわつき始めます。
注目の的になっていたのは、女神のように美しいティナの姿で………。
●9話
今日の記念として、ティナにダンスの相手をお願いするジーグリード。
しかし、王族としての教育を受けていないティナは、ダンスを踊ることができません。
そのことを察したのか、キースはその場を庇ってくれました。
その後、外で2人きりになると、
皇太子妃としてダンスを踊れないのは、パルディンの威信に関わるからな。
と言い、キースはティナと一緒にダンスの練習をします。
彼と踊っていることが夢のようだと喜ぶティナ。
2人の様子を、ジーグリードは怪しげな目で見ていて………。
●10話
ついに生まれたベラードの子ども、第二皇子ベインディア・ヴィス・バルディン。
彼が誕生したことにより、コンダーナ侯爵に寝返る連中が現れてきました。
自身の立場が危うくなるにつれ、心身ともに疲労していくキース。
気分転換に、ティナと一緒に孤児院に行くことにしたのでした。
その翌日。
孤児院に着き、キースは馬車から降りようとします。
すると、何者かがナイフを持って、彼を襲おうとしてきたのです。
キース様!!
ティナは真っ先にキースを庇い、その場で倒れてしまい………。
■6〜10話感想■
キースを一途に思いながらも、クリアーナがいるため、心を押し殺すティナ……見ていて切ない気持ちになります。早く2人が結ばれてほしいと願うばかりです。
11〜15話
●11話
ティナの見舞いにきたキース。
2人で仲良さげに話している光景を見て、クリアーナは悔しがります。
自分には一度も向けられたことのない、キースの笑顔。
殿下に目を覚ましていただくには、ライオネル従兄様の手が必要だわ。
ティナを陥れるため、クリアーナはライオネルに、ありもしない告げ口をするのでした。
一方、ティナはいつものように、裏庭で本を読んでいました。
キースは多忙のため、なかなか会えず、帰ろうとするティナ。
すると、またディノア侯爵と商人が話しているところ見かけます。
耳を傾けると、
これでバルディンは終わりですな。
と言っていて………。
●12話
盗まれた設計図を取り返すため、ディノア侯爵の部屋に変装して忍び込んだティナ。
無事、取り返せたものの、侍女に見つかってしまったのです。
そして、そのことはキースの耳にも届きます。
ティナは正直に、ディノアの密談を伝えました。
しかし、
殿下、この女を信じるとでもいうのですか? わたしがこの国を裏切ると?
と、キースを惑わせるディノア。
彼に何も反論できないキースは、罰としてティナを監禁することにして………。
●13話
なぜ、ティナが設計図を持ち出したのか。疑問が止まないキース。
すると、クリアーナが、
そういえば殿下、リデアの姫がどうやって設計図を手に入れたと思います?
と言ってきました。
クリアーナは、ティナが男性に色目を使い、その者たちを使って事を起こしたのだと、ウソをつきます。
彼女のウソを真に受けてしまったキース。
ティナのことが許せなくなったキースは、夜に彼女の部屋に行って………。
●14話
ティナを無理やり犯してしまったキース。
男たらしだと思っていたものの、処女だとわかり、後悔に苛まれます。
夜、ティナの様子を見ようと外に出ると、月を眺めながら彼女は泣いていました。
その姿を見て、キースの胸はズキッと痛みます。
──ああ、オレは……彼女のことが………。
自身の気持ちに気づいたキース。
ティナの体調が良くなったら、傷つけたことを謝罪し、話をしようと思っていました。
しかし、その日が訪れることはなく、ジグラスとの戦争が始まってしまったのです。
さらに、キースは侍女に毒を盛られ、倒れてしまい………。
●15話
ジグラスに降伏することになったバルディン。
バルディンの土地は、ジグラスのものとなってしまいました。
捕虜たちをジグラスに連れ帰り、奴隷にすること・王位継承者は東の孤島に幽閉することをジーグラスは望みます。
そして、ティナが自分の妃になることを望みました。
そうすれば、キースや国民の命は助けてくれるとのこと。
ティナはそれに対し、
わかりました。その条件飲みましょう。ただし、こちらからも1つだけ条件があります。
と言い………。
■11〜15話感想■
一気にヤバい展開になってきました。設計図のこともですが、クリアーナがついたウソのせいで、ティナもキースも傷ついてしまったことが許せませんね。
16〜20話
●16話
数日後、ようやくキースは目覚めました。
ライオネルは正直に、ティナのおかげで侵攻されずに済んだと伝えます。
なぜ、ティナがそこまでするのか、不思議に思うキース。
すると、ライオネルは、
陛下には内緒にするよう言われていたのですが、リデアで出会ってから10年、ずっと陛下に片想いしてたのだと。
と言いました。
そのことばを聞き、あの少女がティナだと気づきます。
思い出されましたか?
と言うマリア。
彼女曰く、ティナーリアの元の名前はティナ。
輿入れする際、父であるリデア王が、平民のようで体裁が悪いからと改名させたのです。
そしてマリアは、ティナの辛い虐待過去を話し始め………。
●17話
必ずティナは取り戻す。
そう決心し、寝る間も惜しんで準備をするキース。
ティナのおかげでキースは王位を引き継ぎ、父やベラードを打ち負かすことができました。
そしてもちろん、クリアーナも。
クリアーナは、一生出られないと言われている、北の修道院に送られることになってしまい………。
●18話
ジーグリードの城に乗り込んだキースたち。
裏切り者のディノアも倒し、ジーグリードも捕獲することができました。
ティナの居場所を聞くキース。
すると、ジーグリードは、
……いやぁ、泣き叫ぶあの女を押さえつけて犯すのは、とても愉快だったと思ってな。
と、笑いながら言ってきたのです。
それを聞いたキースは、彼の両腕を切り落とし………。
●19話
ひどく衰弱し、なかな体調が回復しないティナ。
ティナの身体には、暴行を受けた傷やアザがたくさんあります。
あんなので終わらせるべきではなかった。
キースは、自身がジーグリードにした報復が甘かったと後悔。
……もう一度笑った顔を見せてくれ。愛してるティナ。
と言い、彼女の回復を願っていました。
そして数日後。
ティナは無事、目覚めたのです。
今度こそ、何よりも大切にしたいと思っていた矢先。
きゃあああああああ!
と、ティナの叫び声が聞こえてきて………。
■16〜20話感想■
16話で明かされたティナの悲惨な過去、やっと全てに気づいたキース。涙なしでは見れません。しかし、ジーグリードがこんなにゲス野郎だったとは、思いもしませんでした。
【望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す】全話ネタバレ・感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
フルカラーで、絵が美しく、とても読み応えのある作品でした。
最後はハッピーエンドとなるのか、結末がどうなるのか気になります。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスでも読んでみてくださいね!
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それではまた。