今回は【夫の家庭を壊すまで】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。
高校時代からつき合い、結婚したみのりと勇大。
しかし、みのりは、勇大が息子に対して無関心なことを気にしていました。
そんな中、みのりは勇大のスマホを見てしまい、怪しんだ彼女は彼を尾行します。
勇大と一緒にいたのは、見たこともない謎の高校生で………。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!
夫の家庭を壊すまで
原作 :赤石真菜
作画 :MUGEN FACTORY
出版社 :HykeComic
雑誌 :HykeComic
ジャンル:女性マンガ
登場人物
●如月 みのり
………31歳の専業主婦。旧姓は久米みのり。高校時代からつき合っていた勇大と結婚したが、彼の不倫に気づき、復讐を決める。
●如月 勇大
………みのりの夫で大手食品メーカー勤務。息子の翼には関心がなく、不倫相手の理子の息子・渡には愛情を注いでいる。
●如月 翼
………みのりと勇大の子ども。3歳。
●如月 裕美
………勇大の母親。家事代行の仕事をしている。みのりとは仲が良く、育児にも協力的。
●三宅 理子
………勇大の不倫相手。美容師をやっている。高校卒業後、すぐにシングルマザーとなる。現在、勇大との子を妊娠中。
●三宅 渡
………理子の息子で高校1年生。通っている塾のチューターである、みのりのことが気になっている。
●堀 紗良
………弁護士であり、みのりの高校時代からの親友。不倫の証拠を一緒に集める。
それでは【夫の家庭を壊すまで】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。
【夫の家庭を壊すまで】全話ネタバレ
1〜10話
●1〜7話
1〜7話は無料配信中!
●8話
16年前。
理子と同じクラスだった勇大は、彼女のことが好きでした。
しかし当時、みのりという恋人がいた勇大。
卒業式まで思いを告げることができず、後悔していたのでした。
そんな勇大は、みのりとつき合ったまま、大学生へ。
ある日、街中を歩いていると、偶然、理子を見かけます。
三宅、お母さんになったんだね。
理子は、ベビーカーを引いていました。
なんだか顔色が良くありません。
ああ、うん……もう3歳。じゃあわたしはここで………。
と言い、去っていこうとする理子。
すると、道端でドサッと倒れてしまい………。
●9〜10話
理子と勇大の子どもが産まれると聞いて、体調が悪くなってしまったみのり。
塾の仕事を休んでいると、心配した渡が、みのりの元へやってきました。
みのりは渡に、
お父さん代わりの人は妊娠のこと喜んでくれた?
と聞きます。
すると、渡は、
はい。すごく喜んでくれて、「早く子どもに会いたい」って言ってくれてます。
と言いました。
そのことばに、プチンとキレるみのり。
あの家族に復讐するまで休んでいられないと思ったみのりは、さっそく行動に出ます。
翌日、みのりは髪を切りに、理子の働く美容室まで行って………。
11〜20話
●11〜12話
オンラインゲーム内でやりとりをする、みのりと渡。
渡から、『今週末、会いたいです。』とメールがきます。
その誘いを見て、ニヤッと笑うみのり。
『いいよ。どこ行きたい?』と返すのでした。
そんなやりとりをしているパソコン画面を見た理子。
相手は『KM』という名前です。
ゲームで知り合った人と……なんでわざわざあんな遠くまで?
理子は、この人物を怪しみます。
そして、デート当日。
理子は、仕事の休憩を利用し、渡のことを尾行しようとして………。
●13〜14話
海辺で座る、みのりと渡。
渡は、母の理子が不倫していること、その不倫相手には別の家庭があることを打ち明けました。
他に家庭があっても、オレと母さんを幸せにしてくれるならそれで……。不倫ってダメなことなんですか?
と、渡は言ってきたのです。
自身の父も不倫をし、母を見捨ててきたという過去があるみのり。
不倫を肯定する渡に、怒りと悲しみが湧いてきました。
すると、勇大から電話がかかってきます。
もしもし?勇大?
渡の目の前で、勇大の名前を出すみのり。
その名前を聞き、
勇大って………。
と、渡は青ざめた表情をします。
みのりは、
わたしの夫。これからあなたのお父さんになる人だよ。
と大暴露して………。
●15〜16話
学校終わり、みのりに会いに家まで来た渡。
すると、ちょうど仕事終わりの勇大と鉢合わせてしまいます。
上手くごまかし、その場を切り抜けたみのり。
しかし、みのりと勇大が家に入っても、渡は外で彼女のことを待っていました。
渡のことを見つけたみのりは、勇大に内緒で彼に会いに行きます。
どうしても会って話がしたくて………。
顔を赤らめながら言う渡。
彼を利用できると思ったみのりは、
渡くんはわたしの味方? わたしのためならなんでもできる?
と耳もとで囁くのでした。
その後。
みのりは渡と別れ、家に戻ります。
すると、勇大が誰かと電話していました。
なんでだよ! いつになったら金が入るんだ? これじゃ、みのりと結婚した意味がないだろ!
と叫んでいて………。
●17〜18話
実の父が、ジュエリーショップ・月城グループの会長だと祖父から聞いたみのり。
不倫の証拠の事実を隠蔽するため、月城から大金をもらったといいます。
そして、その大金は祖父が管理しているとのこと。
あの勇大の電話の内容と、月城グループのことって関係してる?
と、みのりは考えましたが、なぜ勇大がそんなことを知っているのか、疑問に思うのでした。
その後、みのりは裕美の元へ行きます。
さっき祖父から聞いたことを裕美に話すと、
裕美
あなたは何も悪くないわよ。そんなに気を落とさないで。
と、優しく気遣ってくれました。
義母の優しさに安心するみのり。
裕美が場を離れると、彼女のスマホが鳴ります。
チラッと見てみると、それは勇大からのメッセージでした。
そこには、
『みのりから聞いたか?金が入ったら動き出さないと。』
と送られていて………。
●19〜20話
全員がグルで、みのりの財産狙ってたってこと………?どんだけ狂った家族よ!
勇大や裕美に対して呆れる紗良。
紗良も、なぜみのりがお嬢様であることを勇大たちが知っているのか、不思議に思います。
しかし、みのりが祖父から受け取ったお金は、離婚した場合、財産分与の対象にはならないとのこと。
でもあいつらは何か企んでるだはずだから、早いところ縁を切らないとね。
と紗良は言い、2人は離婚に向けて動き出すのでした。
一方、理子は勇大と一緒に過ごしていました。
大金が入ると思い、完全に舞い上がっている勇大。
そんな中、理子は、渡が勇大の家まで来ていたことを知ります。
渡がみのりに会いに行ったのだと察した理子。
理子は、
あの女の旧姓は?
と聞きました。
旧姓は久米と知り、あのオンラインゲームのやりとりの相手・『KM』がみのりだと気づき………。
21〜30話
●21〜22話
大雨の中、みのりの家のインターホンが鳴ります。
そこにいたのは渡。
渡は、理子と距離を置くために、家出してきたのです。
オレの親のせいで、たくさん傷つけて本当にごめん。
と、彼は頭を下げるのでした。
数日後。
ついに、みのりの祖父は息を引き取ってしまいました。
葬式に出たみのりや勇大たち。
勇大と裕美は、みのりを気遣うフリをします。
そんな中、式場にある人物がやってきました。
それは、みのりの実の父・月島進で………。
●23〜24話
みのりの祖父が亡くなり、大金が手に入るとワックワクの裕美。
旅行の計画を立てたり、家や車を購入したりしていました。
しかし、ある日から、立て続けに家事代行の仕事を断られてしまうようになったのです。
みのりが怪しいと思った裕美は、
あなたなんでしょ!?月島進になにか吹き込んだのは!
と、彼女に問い詰めました。
それに対し、ポカンとするみのり。
お義母さんが月島グループから攻撃される理由なんてありませんよね? それとも敵に回した心当たりでもあるんですか?
と返します。
それに対し、何も言い返せず、呆然とする裕美。
みのりは、
そんなに仕事が欲しいなら、また月城家に戻ればいいじゃないですか。
と笑顔で言いました。
裕美は以前、月城家で家政婦をやっていた身。
なんと、みのりの母と進の不倫を週刊誌に売ったのは裕美で………。
●25〜26話
渡が職場に来たせいで、不倫が明るみになってしまった勇大。
上司にも呼び出され、職場での立場は危うくなっていきます。
家に帰ると、みのりと紗良が待っていました。
みのりは離婚届を突きつけ、
わたしたち離婚しましょう。
と言います。
理子の存在も、お金のことも、みのりに全てバレており、焦る勇大。
家族も地位も名誉も財産も失って、どうやって生きていくの?
と、みのりに追い討ちをかけられるのでした。
一方、理子も焦っていました。
あの日から、渡は家出して帰ってきません。
こうなったのも全部あの女のせい───。
みのりを恨んでいると、家のインターホンが鳴ります。
渡だと思って玄関を開けてみると、そこにいたのはみのりで………。
●27〜28話
家に帰ってきた渡。
今まで友だちの家に泊まっていたと言います。
みのりは、今まで気になっていたことを理子に聞きました。
それは、あの日、自身が理子の美容室に行ったことを、なぜ勇大に話さなかったということ。
それって、わたしがあなたに接触したと伝われば、勇大が自分から離れていくと思ったからでしょ?
と、みのりは言います。
図星を突かれた理子。
所詮、自分は不倫相手だとコンプレックスがあったのです。
しかし、それでも理子は、
違う!勇大はわたしのことだけ愛してた!いつかは必ず結婚してくれるって!
と、必死に自分に言い聞かせました。
哀れな母の姿を見た渡は、
オレ、この家に帰るよ。母さんが勇大さんと別れてくれるなら。
と言ってきて………。
●29〜30話
全力で謝れば、みのりに許してもらえると思っていた勇大。
しかし、そんな勇大に対し、
勇大、あなたに足りなかったのはね、『罪の意識』なの。その罪を自覚してもらわないと、別れる意味がない。
と、バッサリ言い、離婚届を差し出します。
さようなら勇大。自分の犯した『罪の重さ』を自覚して生きていってね。
と、みのりは言い、家を出ていくのでした。
勇大との離婚が成立し、引っ越すことになったみのりと翼。
新幹線に乗り、新しい家に向かおうとしていました。
すると、
みのりさん!
と駅のホームに渡が現れ………。
31〜40話
●31〜32話
あれから7年後。
みのりは、カフェ事業を順調に展開していました。
息子の翼は小学6年生。
そろそろ自分の幸せを考えてみようと思っていたころでした。
そんな中、仲の良いママ友に紹介され、1人の男性と出会います。
彼は、田口琥太郎。
シングルファザーであり、翼と同じ小学校に通う娘がいます。
みのりは、田口のことをいいなと思いながらも、心の奥底ではまだ渡のことを忘れられずにいるのでした。
1週間後。
授業参観が行われました。
授業が終わったあと、みのりは翼と教室を出ます。
すると、廊下で教師である渡とすれ違い………。
●33〜34話
みのりのいるカフェによく来てくれるようになった田口。
2人で仲良さげに話していると、渡がやってきます。
今まで迷惑をかけるだろうと思い、ずっと行くことを我慢していた渡。
こうしてまた再会できたから……オレ、もう遠慮しません。
と言ってきました。
彼に真っ直ぐさに、ドキッとしたものの、
三宅先生の……そういうところは変わってないんですね。
と言い、彼と距離をとろうとするみのり。
2人の関係を怪しんだ田口は、会話を遮ります。
そして、渡の目の前で、
よかったら今度……一緒にお出かけしませんか?
とデートに誘いました。
それに対し、OKするみのり。
その後、メールでやりとりをし、日曜日にデートをすることになります。
……前に進まなきゃ。
そう自分に言い聞かせる一方で、田口は彼女とのメールを見て、怪しげな笑みを浮かべていて………。
●35〜36話
日曜日。
みのりは田口とデートをします。
なんだかとても緊張している様子の田口。
食事をしながら渡との関係を尋ねました。
僕がみる限り、三宅先生はみのりさんに特別な感情を───
と、田口は言いかけますが、
そんなはずないですよ。わたしにとって彼は一生子どもです。
と、みのりは咄嗟に返すのでした。
デート終わり。
別れ際に田口は、
あの!よかったら僕と……つき合ってくれませんか。
と告白してきて………。
●37〜38話
渡に会うために、みのりの働くカフェにやってきた理子。
みのりはとっさに店内に隠れますが、理子は彼女の存在に気づいていました。
そして、その夜。
理子は、渡が住んでいるアパートに行き、みのりのことを聞きます。
あのお店にまさか通ってるの? もう7年以上経つのに、どうしてまだあの女に執着するのよ?
と言う理子。
何も言い返せない渡は、その場から逃げるのでした。
一方、勇大は東京の工場で働いていました。
上司に怒鳴られ、バカにされる日々。
今は古いアパートで、母の裕美と一緒に暮らしています。
裕美は67歳。
部屋に引きこもるようになり、会話することもなくなっていました。
そんなある日。
勇大が会社から帰宅すると、すぐに家のピンポンが鳴ります。
こんな時間に誰だよ……。
そう言いながら玄関を開けると、そこにいたのは理子で………。
●39〜40話
渡と水族館デートをすることになったみのり。
この曖昧な関係を今日で終わらせる───。
そう思いながら、デートします。
しかし、みのりはなかなか渡にそのことを切り出せません。
2人で外を歩いていると、大雨が降ってきました。
渡はみのりを連れて走り、近くの公園で雨宿りをします。
そこで、
今日はね、ちゃんと返事をしたくてここまで来たの。こうして会うことも最後にしたかったから。
と、みのりはハッキリ言いますが、
嫌です。オレの人生捧げてもいいくらい、好きなんです。
と、渡は真剣な瞳で返してきました。
彼の気持ちを嬉しく思い、心が揺らいでしまうみのり。
みのりさんのためなら、全部捨ててもいい。
渡はそう言い、みのりにキスをして………。
41〜45話
●41〜42話
久しぶりにみのりのカフェにやってきた田口。
2人きりになると田口は、
実は僕見たんです。みのりさんが三宅先生と抱き合ってるところ。
と言ってきたのです。
それを聞き、青ざめた表情をするみのり。
田口は誰にも言わない代わりに、みのりと渡の過去を追求してきました。
みのりは彼に、すべてを話します。
2人の関係を知った田口は、
今はもう……三宅先生も大人です。みのりさんは自分の幸せを優先してもいいと思います。
と、優しいことばをかけてくれたのでした。
その夜。
みのりは渡と会い、浮かれていました。
彼にキスをされ、
どうしよう、わたし、今の幸せが怖いくらい渡くんのこと───
と思うみのり。
しかし、そんな嬉しさはすぐに打ち砕かれてしまいます。
家に帰ると、ポストの中に一通の手紙が入っていたのです。
それを見てみると、
『三宅渡との過去、知っていますよ。許されると思ってるんですか?』
と書いてあって………。
●43〜44話
みのりから「しばらく店に来ないで。」と言われた渡。
彼女に何かあったのかと心配していると、廊下で翼とすれ違います。
なんだか渡を避けている様子の翼。
渡は彼を引き留め、
えっと……なんか困ってることとかない………?
と聞きました。
すると、翼はランドセルの中からあの手紙を出し、渡に見せてきたのです。
それを見て動揺する渡。
先生は犯人を知らないんですか?
と翼に言われ、真っ先に思い浮かんだのは田口でした。
渡は急いでみのりの店に行きます。
みのりは深刻そうな顔をしながら座っていました。
渡が田口のことを聞こうとすると、
渡、久しぶり。
と、勇大がなぜかそこにいて…………。
●45話
勇大や渡と別れ、7年間娘を1人で育ててきた理子。
それに加え、みのりへの慰謝料、渡の大学費用など、お金に余裕のない生活をしていました。
それでも子どもたちが心の支えになっており、仕事を頑張っていたのでした。
そんなある日。
いつものように店に出勤すると、周りのスタッフたちから冷たい視線を向けられます。
開店の時間だというのに、全員準備をしていません。
その理由は、急なキャンセルが続いたから。
……予約サイトの口コミ、見てないですか?
と、スタッフは言いました。
理子が見てみると、そこには、
『不倫女が経営する最悪の美容院』
『もう二度と行きません』
『店長に騙された』
などの口コミが大量にあって………。
【夫の家庭を壊すまで】感想
●シーズン1感想
まず、絵が超キレイです。
特に、女性キャラが可愛くて美しくて、すごく魅力的に描かれていました。
ストーリーも申し分ないくらい緻密に練られていて、読み応えがあります。
ただ夫に復讐して終わる……だけではなく、渡がみのりに惚れたり、裕美がとんでもないゲス姑だったりと、面白い要素がたくさんありました。
1番驚いたのは、みのりが実は、大企業の社長の隠し子であり、お嬢様だったとこと。
そして、ずっと前から彼女のことを知っていて、如月一家が近づいてきたことです。
ここら辺の設定も面白いな〜と思って読んでいました。
シーズン1はスッキリ爽快で復讐劇を終えましたが、まさかの2まで繋がっていましたね。
みのりと渡の今後の関係、そして怪しい田口、また再会した理子など……気になる点がたくさんあります!
続きが楽しみで仕方ないですね!
【夫の家庭を壊すまで】全話ネタバレ・感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
ドラマ化も果たし、今大注目の作品となっております。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスでも読んでみてくださいね!
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それではまた。