【東郷家へ嫁いだ話】全話ネタバレ・感想。正治が文を娶った本当の理由とは?

東郷家へ嫁いだ話


今回は【東郷家へ嫁いだ話】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。

呪い子と言われ、家族から虐げられてきた文。

ある日突然、由緒正しき家柄の東郷正治から縁談の話がきます。

なぜ、関わったこともない彼から縁談の話がくるのか。

それには、文が養子になる前の、本当の家族が関係していて………。

ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!

 

東郷家へ嫁いだ話
筆者  :清水奏良
出版社 :ソルマーレ編集部
雑誌  :恋するソワレ
ジャンル:少女マンガ

 

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登場人物

●松方 文
………養子として引き取られたが、実の子が松方家に生まれたことで、「呪い子」としてひどい扱いを受けてきた。ある日突然、東郷家に嫁ぐことになる。

●松方 樹
………文の義理の弟。念動力の天与を持っている。文ことを恨んでおり、最近は百目鬼という男と絡んでいる。

●東郷 正治
………千里眼の力を持つ、歴史ある家柄・東郷家の次期当主。文が現影家の末裔だったため、彼女を娶ったとされている。

●東郷 琴音
………正治の妹。腐体病という病気持ちで、普段は病院で過ごしている。

●宇津木
………琴音の専属医師。

●伊泉
………宇津木の助手。

●榛名
………正治の側近。

百目鬼どうぬき
………懐紙(念をこめると、指定の天与を発動できる違法の紙)を巷で配っている謎の男。文のことを狙っている。

 

それでは【東郷家へ嫁いだ話】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。

 

【東郷家へ嫁いだ話】全話ネタバレ・感想

1〜5話

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6話

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7話

琴音のいる病院へやってきた文。

病室には、宇津木という腕の良い医者がいました。


宇津木

文さん、お見舞いに来てくれてありがとうね。

と言う宇津木。

優しい雰囲気の宇津木ですが、なぜ彼が自分の名前を知っているのか、文は疑問に思うのでした。

 

その夜。

とある廃墟で、百目鬼は1人の男と会っていました。

その男は、懐紙を作っていたのです。

懐紙を作る上で必要となるのは、特異天与を授かった者の血

男は、授与者を殺し、ご機嫌なようすで採血していました。


百目鬼

次はこの方をお願いしますね。

と言い、1枚の写真を渡す百目鬼。

そこに写っていたのは、でした。


宇津木

ついにですか……。この子はどんな声で鳴くのかな。

そう言いながらニヤニヤするのは、あの病院の医者・宇津木で………。

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8話

夕方。

文は、琴音のいる病院に行くという正治を見送ります。

文が彼と別れ、洗濯物を運んでいると、コンコンと窓から音がしました。

窓を開けると、そこには一通の伝令箋が。

文が中を開けると、それは琴音からの手紙でした。

『この前言っていた現影家のことでわかったことがあるの。家の近くのこの地図の場所にきてほしい。』

現影家のことを知りたいと思った文は、周囲に内緒で屋敷を出ていくのでした。

 

琴音に呼び出されたのは、暗い森の中。


琴音さま───。

と文が呼んでいると、


伊泉

こんなところで何をしているんですか。

と、伊泉が焦ったようすで現れました。


わ、わたしは琴音様に呼ばれて………

と文が言っていると、琴音が大きい石を持ち、後ろから文を殴ろうとしてきて………。

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9話

琴音の天与の力により、攻撃されそうになる伊泉。

文は、伊泉を助けるため、行動に出ます。


もう泣いて怯えるだけの自分は嫌だ。証明してみせる。わたしには生きる価値があると。

そう思った文は、自身の持っている、ある力を使いました

その力のおかげで、伊泉は琴音からの攻撃をくらっても、生きることができたのです。


宇津木

何をした小娘……!!もういい!殺してしまえば良い話だ!!自分の意志で死ななかったことを恨んで死ね!!

そう言い、宇津木は銃口を2人に向けてきます。

すると、


正治

己を恨むのは貴様の方だ。

と、正治が現れ………。

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10話

宇津木との1件から3日。

琴音は目を覚まし、すっかり元気になっていました。

そして、体にケガを負ったものの、文のおかげで生き延びた伊泉。

彼は、あのときの文の力に異様な雰囲気を感じたことを、根に持っていたのでした。

 

一方、宇津木は牢屋にぶち込まれていました。

彼がこんなことをするようになったきっかけは、3年前。

優しかった最愛の妻が、若くして病に侵され、死んでしまったことでした。


宇津木

だめだ……いくな………待ってくれ。

妻の亡骸を前にし、泣く宇津木。

すると、


百目鬼

かわいそうに。死んじゃったんですね。

と突然、宇津木の前に百目鬼が現れたのです。

百目鬼は、


百目鬼

その女、生き返らせてあげましょうか。

と言ってきて………。

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■6〜10話感想■
次から次へと衝撃の展開が待ち受けているので、呼んでいて面白いですね。まさか宇津木が悪人だったとは……ビックリです。また、文が持っている能力の正体が気になります!

 

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11話

なかなか眠れない文。

水を飲みに行こうとすると、正治と顔を合わせます。

文と正治は、夜風に当たることにしました。

 

満月を見ながら手を繋ぐ2人。

遠くから聞こえてくる笑い声を聞き、


正治

人の笑い声が聞こえるのは平和の証だ。こんな安寧の日々が続いてほしいものだな。

と、正治は切ない顔をしながら言いました。


そんな顔をしないで。わたしは正治様に笑っていてほしい。

そう思う文。

文は、彼のことが好きなんだと気づきます。

正治の横で、この日々が永遠に続いてほしいと願うのでした。

 

翌日。

外に出ると、祭祀の準備で街は賑わっていました。

文は、護衛の七瀬と一緒に、街を散策します。

すると、ドンッと文にぶつかってくる男が。


相変わらず鈍くさいなー。

そうバカにしてきたのは、で………。

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12話

文の前に突然現れた樹。


樹……どうしてここにいるの? それにその服………。

樹はなぜか、小野寺の隊に入隊していました


どうしてって、あの家を出たからだよ。僕は心を改めたんだ。軍に入って、この天与を人々のために使おうって。

と、樹は言います。

彼に久しぶりに会ったことで、昔の記憶が蘇り、動揺する文なのでした。

 

屋敷に戻り、1人になった文。

樹の顔を思い出し、


次は何を考えているの?

と、彼の存在を不安に思います。

すると、正治が文の元にやってきました。

正治は文が強がっていることに気づき、


正治

文、オレの前では強がらなくていい。

と言います。

そのことばに安心し、涙を流す文。

文の本音を聞いた正治は、彼女を抱きしめ………。

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13話

祭祀当日。

文はおめかしをし、正治と一緒に挨拶回りに出向きます。

一通り挨拶し終わると、2人は街中を歩くことにしました。

歩いていると、とある音が文の耳に止まります。

それは、紙腔琴(手回しオルガン)の音

他人の弾いている曲を聴き、文はなぜか懐かしい気持ちになるのでした。

 

一方、樹は七瀬たちに追いかけられていました。

追っ手からうまく逃げたものの、懐紙のせいで体がどんどん蝕まれていく樹。


くそっなんでオレがこんな目に……っ全部あの呪い子のせいだ………!!

文が憎くてたまらない樹は、懐紙を使い、全てをぶち壊そうと企み………。

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14話

百目鬼だと思われる男を捕らえた正治たち。

しかし、それは百目鬼ではなく、懐紙を使って他人の皮をかぶったでした。

そして、樹はまたも懐紙を使い、爆発を起こさせます。

祭祀の最中、火災が起こり、困惑する住民たち。

文も人混みに流されていると、


正治

文っ!!早くこっちへ!

と、正治が現れました。

文の手を引き、人気のないところへ連れていく正治。


正治

よかった……本当によかった………っ。

正治の様子に、文は違和感を感じます。

なんと、目の前にいるのは、正治ではなく、彼の皮をかぶった百目鬼で………。

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【東郷家へ嫁いだ話】全話ネタバレ・感想まとめ

いかがでしたでしょうか?

ミステリアスな部分が多いですが、キュンとくるシーンも時々あり、女性が楽しめる作品となっています。

文の本当の家族と、百目鬼が彼女を狙う理由がとても気になりますね!

ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスでも読んでみてくださいね!

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それではまた。