【瓜を破る】50〜56話(8巻)のネタバレ・感想。深夜に会い、身体重ねた金曜日。

瓜を破る


今回は【瓜を破る】50〜56話(8巻)のネタバレ・感想をご紹介していきます。

仕事が忙しく、なかなか鍵谷と予定が合わないまい子。

お互いに落ち込みますが、自分のできることをまっとうします。

そして、蓮は自分好みのイケメン・トウヤと奇跡的にマッチング。

理想の恋愛ができると期待しますが………。

ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!

 

瓜を破る
筆者  :板倉梓
出版社 :芳文社
雑誌  :週刊漫画TIMES
ジャンル:女性マンガ

 

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前回までのあらすじ

まい子と会える金曜日。

しかし、『今日は仕事が忙しいからキャンセルさせてほしい。』というメールが。

忙しそうなまい子を見て、「オレは忙しくない。オレってほんとに何もないな。」と鍵谷は思います。

時間が空いた彼は、とある場所へ向かい………。

 

 

登場人物

●香坂 まい子
………32歳の会社員で広報部所属。優しくてかわいい。鍵谷とつき合うまで処女で、恋愛に悩んでいた。

●鍵谷 千里
………29歳のコピーメンテナンス員。女性経験なし。まい子と付き合い始めてから、いろいろと努力する。

●小平 蓮
………まい子と同じ会社の派遣社員。外見至上主義でイケメン好き。自虐ネタを言ったり、他人を勝手に評価するクセがある。

●ケイタ
………連とマッチングアプリで知り合い、たまに連絡をとる仲。蓮と趣味が合う。太っていてブサメン。

●トウヤ
………蓮とマッチングアプリで知り合う。イケメンだが、何か怪しい。

 

それでは【瓜を破る】50〜56話(8巻)のネタバレ・感想をご紹介していきます。

 

【瓜を破る】50〜56話(8巻)のネタバレ

50話

仕事が終わり、10時半過ぎ。

まい子は明日も仕事があり、『今日はもう会えない。』と鍵谷にメールします。

そのメールを見た鍵谷は、少し寂しそうな表情をしました。

『次はいつ会えるのか。』というメールを送ろうとしますが、


鍵谷

いや……香坂さん疲れてるよな。重いのはダメだ。

と気を遣う鍵谷。

スマホを置き、何やら勉強を始めるのでした。

 

家に帰ってきたまい子。


まい子

自分から誘っておいてドタキャンとか最悪だわたし………。

とシャワーを浴びながら落ち込みます。

元々、こんなに遅くなったり、明日も仕事になる予定はなかったのです。

イベントの資料で日付ミスがあり、その対応に追われることになったのが理由でした。


まい子

わたしがもっと確認していればミスは回避できたのでは!?

と考え込んでしまうまい子。

10月開催のこのイベントが終わるまで鍵谷に会えなかったらどうしようと不安になります。

いろいろと悩んだ末、タクシーで鍵谷の家まで行くことにしました。

とりあえず服を着替え、ササッと化粧をするまい子。

鍵谷に電話してみますが、一向に出ません。

そこで、 『ちょっと話したくて……連絡ください。』とメールを送りました。

ですが、それにも返信はきません。

いつもは既読の早い鍵谷。


まい子

怒ってる………?

とまい子は不安になります。

しかし、会いたいという気持ちが大きいため、タクシーに乗り込んだのでした。

 

鍵谷の家の最寄り駅まで着いたまい子。

着いたはいいものの、道をまったく覚えておらず、焦ります。

時刻は1時過ぎ。

道に迷ったまい子は、途方に暮れてしまい………。

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51話

嬉しさのあまり、鍵谷に抱きつくまい子。

まい子の髪の匂いにムラッとしながらも、


鍵谷

寝る準備しないと………。

と言い、まい子を自分から離しました。

しかし、寝なきゃいけないとわかっていながらも、我慢できず、キスをする2人。

鍵谷は部屋の電気を消します。

まい子もそれに応えるように、彼の手を引き、ベッドまで連れていきました。

キスをしながらまい子の服のボタンをプチプチとはずす鍵谷。

まい子の胸を見た鍵谷は下着をずらし、舐め始めます。

まい子も鍵谷の服を脱がせ、彼の上に乗り、身体を舐めました。

暗闇の中で響く吐息と甘い声。


鍵谷

 

………入れたい。

と鍵谷は言い、引き出しからコンドームを取り出し、挿入します。

3回目でだんだんと慣れてきたまい子は、


まい子

もう……痛くない。気持ち………いいかも。

と思えました。

顔が見たいと思った鍵谷はまい子を起こし、対面座位になります。

初めての体位で恥ずかしくなるも、気持ちいいと感じるまい子。


鍵谷

この声となりとかに聞かせたくない。

独占欲を掻き立てられた鍵谷は、まい子の口をキスで塞ぎ………。

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52話

2週間ぶりにトウヤに会える金曜日。

新しい服を買い、ネイルを塗り直し、気合いバッチリの蓮です。


やっと今日……トウヤに会える………!!

とウキウキで仕事終わりに池袋に向かったのでした。

 

駅でトウヤに待っていると、ケイタからラインがきます。

『渋谷のライブハウスで席が取れたから一緒に行かない? 』とのこと。


めっちゃ見たいけど……急に誘ってわたしがホイホイくると思うなよ。

そう思った蓮は誘いを断りました。

そうこうしているうちにトウヤがやってきます。

嬉しそうな表情をする蓮。


ケイタには悪いけど……断然こっちなんだよな。

とトウヤとケイタを比べてしまうのでした。

 

店に入ると、トウヤはタバコを吸い始めます。

蓮は心の中で、


タバコは苦手だけど……トウヤはカッコいいからOK!

と自分に言い聞かせました。

何を頼もうか尋ねても適当な返答。

会話をしようとしてもなかなか続きません。


やば。楽しくないのかな。

と不安になる蓮。

しかし、トウヤのことをカッコいいと言う周囲の声を聞いて、


この顔があれば!!こんな人が一緒にいてくれるなんて信じられない。

とトウヤを美化し続けるのでした。

 

食事が済んだあと、


トウヤ

レンちゃんは時間大丈夫なんだよね?

とトウヤに聞かれます。


うん!全然大丈夫!

と言い、期待する蓮。

すると、前から知らない男性が現れ………。

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53話

急いで電車に乗り込む蓮。


やっぱりね、そういうことか。バカすぎて消えたい。

とさっき起こった出来事に失望します。

イケメンに好かれていると少しでも期待していた蓮は、


身のほど知らずってことなんか自分がよくわかってるけど、それでもイケメンが好きって悪いことなの?

と嘆きました。

さらに、男性に言われた一言を思い出し、余計に苦しくなってしまう蓮なのでした。

 

家に帰ると優しい母が迎えてくれます。


蓮の母

それ、また新しい服?かわいい〜。

と服を褒めてくれる母。

そんな母に、


かわいくないよ!!何でそんなこと言うの!?もっとかわいく生まれたかったよ!!

とひどいことばを放ってしまうのでした。

 

ムシャクシャし、家を出た蓮は、


もっとでかい音がほしい。

と思い、渋谷に向かいます。

夜の渋谷は楽しそうな人たちでいっぱい。

トウヤに似ている男性を見かけてビクッとします。

考えた末、蓮はケイタに誘われたライブハウスへ行くのでした。

『やっぱ行けることになったから今入り口にいる。まだゲスト枠ある?』とラインを送ります。

すると、『もう他の友だち入れちゃった。』と即返信が。

ケイタから断られ、暗い表情をする蓮。

帰ろうとすると、


ケイタ

レン。

ケイタが中から出てきて………。

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54話

ライブを終え、朝帰りをする蓮とケイタ。


最っっっだったね──!まじきてよかった〜!!

と蓮は喜び、清々しい表情でケイタと別れました。

昨夜は死にたい気持ちでいっぱいだった彼女ですが、完全に吹っ切ることができました。


今こんなに気分がいいのは音楽と……ケイタのおかげ。

そう思った蓮はケイタを追っかけ、


一緒にケイタん家行っていい………?

と衝動的に言ってしまいます。

それにビックリするケイタ。


さっきライブで聞いた曲、ケイタの家で聞きたい。

蓮はとっさに言い訳をしました。

 

家に着いた2人。

ケイタは眠気が限界にきていたため、ベッドで寝てしまいます。

1人でCDをかけ、余韻に浸る蓮。

しばらくすると、ケイタの隣で横になり、そのまま寝てしまうのでした。

 

昼の12時半。

目を覚ましたケイタは隣に蓮がいることにびっくりします。

蓮も起き、少し恥ずかしくなる2人。

蓮は、


昨日のわたしすごいウザかったのに、なんで連れていってくれたの?

と尋ねます。

それに対しケイタは、


ケイタ

こんなに音楽の話できる人、他にいないし。

と言い、続けて、


ケイタ

あと、一緒にご飯行ったり話してるとき、レンは笑ってくれるじゃん。あれ、嬉しいんだよ。

と素直な気持ちを伝えてくれました。

そのことばに嬉しくなった蓮は、ケイタにキスをして………。

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55話

思いが溢れてしまい、キスをした蓮。

ケイタもそれに応えるように、蓮を押し倒します。

しかし、蓮は、


わたしたちタバコ臭いし、お風呂入ってないし、汚すぎない……かな。

と言いました。

すると、ケイタは、


ケイタ

だね。一緒に入る?

と提案。

2人はお風呂に一緒に入ることにしました。

 

お風呂から上がったあと、2人はベッドに行きます。

いつものくせで、行為中に顔を隠してしまう蓮。

その手をどけ、ケイタは顔を見ようとしました。


顔、見たくなかったりしないの?

と蓮が聞くと、


ケイタ

なんで?見たいよ。

と真っ直ぐな目で言ってくれました。

挿入の際も、


ケイタ

痛くない?

と蓮を気遣います。

今までの男とは違う、ケイタの優しさに感激する蓮でした。

 

行為が終わったあと、蓮はケイタに、


こういうの寝れてるんだね。遊んでそ〰〰。

と言います。

しかし、女性経験はあまりないケイタ。

昔、つき合っていた彼女に行為中「ごめん。」と言われ、泣かれたこともあったのでした。


……ごめんね。今回わたしとかで。

となぜか謝る蓮。

すると、ケイタは、


ケイタ

なんで?カッコいいじゃん。詩衣みたいだし。

と言いました。

詩衣とは2人が好きなバンドのボーカルで、個性的な見た目がトレードマークの人物。

今までカッコいいと言われたことが1度もなかった蓮は、とても喜びます。

ケイタのことば・行動一つ一つに嬉しくなった蓮は、


つき合お。

とケイタに言い………。

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56話

10月開催のイベントのポスターが無事刷り直され、安心するまい子たち。

原が記念にと、ポスターとまい子を写真に撮ってくれました。

まい子はその写真を鍵谷に送ります。

『気が早いけど、鍵谷さんの誕生日も再来月ですね。いい肉の日!』 と付け加えてラインしました。

鍵谷の誕生日は11月29日。

すると、『誕生日は特別なことは何もしなくて大丈夫ですよ。🍖』 と即返信がきます。

まい子は最後の肉マークを見てビックリ。

鍵谷からの初めての絵文字に嬉しくなったのでした。

 

その夜。

19時に仕事が終わったまい子は、


まい子

……明日も仕事だけど、一緒にご飯食べて寝るだけでも………。

と思い、鍵谷に電話します。

しかし、なかなか出ません。

すると、『すみません。今、別件で出先にいるのであとで連絡します。』 と返信が。

仕事ではない用事が何なのか気になるまい子。

その日はもんもんとしながら家に帰ったのでした。

 

次の日。

まい子は土曜日でしたが、仕事で横浜まできていました。


まい子

日曜日は鍵谷さんお休みのはずだし、今日は会いにいっても……いいかな。

と思い、鍵谷にラインしようとします。

しかし、悩んだ末に、直接彼の家まで行くことにしたのでした。

 

鍵谷の家に向かう途中、駅の中でお鍋が売っているのを見かけます。

そこには呑水も置いてあり、2人で鍋をするとき用にそれを2つ買いました。

そのあと、服屋でパジャマも見ます。

マネキンを見て、


まい子

鍵谷さんはもう少し肩厚いな。手ももっとゴツゴツして………。

と彼の裸を思い出し、ムラッときたまい子。

足早に鍵谷の家に向かいました。

いつもなら家にいる時間。

しかし、ピンポンを鳴らしても彼は出てこず………。

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【瓜を破る】50〜56話(8巻)の感想

●まい子の恋愛

仕事で遅くなって明日も早いのに、好きな人に会いに行くまい子、健気すぎる〜!!

愛の大きさに思わずキュンときました。

そんなまい子に「重いのはダメだ。」と思い、まい子を気遣った鍵谷。

そこでダラダラと悩まず、本を開き、勉強をするシーンはカッコよかったです。

彼、すごく成長したなぁ………となんだか思ってしまいました。

 

そのあとはいろいろありながらも無事、鍵谷の家に着いたまい子。

ここからが1番の見どころです!!

ダメだと思いながらもキスをする2人。

ムラムラしてるときの2人の表情ってなんでこんなにそそられるんでしょう。

ベッドに行き、キスをしながらまい子の服のボタンをはずす鍵谷。

服がはだけた状態で前戯をするのもエロいですね。

そして、いつもは正常位なのですが、今回は対面座位もあり。

ここは1番興奮できるシーンではないでしょうか。

鍵谷のオス感と独占欲がむき出しになっていました

鍵谷ファン必見のシーンですよ◎

翌朝は2人ともろくに寝れず、寝不足でしたが、お互い清々しい表情でお別れできてよかったです。

 

そして、56話からまたまい子がメインになりました。

鍵谷のことを考えて、もんもんとするシーンが多かったです。

自分だけ会いたいという気持ちが大きく、相手はそうでもないんじゃないかって考え始めると、落ち込みますよね。

最後の「わたしばっかり好きみたい。」というまい子の感情、すごく共感しました。

鍵谷が忙しい理由は自分磨きをしているか、勉強しているとかそういう感じだとは思いますが……。

彼、陰で一体何をしているのでしょうか。気になります。

 

●蓮の恋愛

後半は、蓮が主役の回でした。

予想通り、トウヤは裏があるヤツでしたね……!

蓮のことをヤリ捨てでもするのかな?と思っていましたが、別の方向でヤバいことしようとしてたっていう。

彼にはセリフといい、行動といい、ドン引きしました。

イケメンというのを利用して、女の子を食いものにしています。

最後の「毎回同じタイプだと飽きちゃうじゃん。」って常習犯のセリフでしたね。

蓮もこんな男に着いていかなくて本当によかったですよ。

 

そんな彼とは正反対のケイタ。

女友だちはほぼおらず、ライブハウスに入れた友だちも男。

蓮がライブハウスの入り口まできたら、すぐに中から出てきてくれたところ、すごく優しさを感じました。

蓮のメールには即返信するし、彼女のことが好きなんだと伝わってきます。

蓮が泣いて叫んでいるときも、つべこべ聞かず、手を引いてくれたところもカッコよかったです。

ポケーッとしているように見えて、ケイタは気遣いに長けているような感じでした。

 

そして、いつもはひねくれている蓮。

52〜54話にかけて彼女の心境の変化が見れるのですが、いろんな表情・感情が見れてよかったです。

失望したり、泣いたり、ライブハウスでは楽しそうな表情をしていて可愛かったです。

最終的にはケイタのことを愛しい目で見ていて、ホッコリできました。

ドン底に落ちた蓮を支えてくれた、ケイタという存在がいて本当によかったですね。

 

また、蓮とケイタのベッドシーン。

今まで男性からブスだと言われてきた蓮でしたが、行為の最中に「顔が見たい。」とケイタに言われ、嬉しがってる蓮がかわいかったです。

「痛くない?」と聞くケイタの優しさも完ぺき。

ケイタの生まれ持った優しさと気遣いに、キュンとしました。

また、終わったあとのピロートークで蓮のことを「カッコいいじゃん。」とサラッと言ったところは個人的に好きです。

”かわいい”よりも”カッコいい”って男性に言われた方が嬉しくなるのは筆者だけでしょうか……。

”かわいい”のさらに上の表現な気がして特別感があるような。

結局、周りの人にどう言われようと、好きな人に褒められると周囲の評価・自分の価値観なんてどうでもよくなってしまうものだと思っています。

前回のトウヤ・今回のケイタによって、蓮の価値観・考えは180度変わったのではないでしょうか。

これで蓮のストーリーは終わりな気がしますが、またどこかで登場してほしい魅力的なキャラでした。

 

【瓜を破る】50〜56話(8巻)のネタバレ・感想まとめ

いかがでしたでしょうか。

8巻の1番の見どころは、2組のラブシーン。

まい子と鍵谷のラブシーンは、生々しさとエロさがいい感じにマッチしてドキドキが止まらないシーンになっています。

対して、蓮とケイタのラブシーンは、2人の初々しさとケイタの優しさが溢れ出ていて、ほっこりするシーンになっています。

どちらのカップルも、恋愛がいい方向に向かいますように!

ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!

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それではまた。

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