今回は【Ω令嬢、情欲の檻〜大正絢爛オメガバース〜】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。
時は大正時代。
日本財閥界屈指の由緒正しき家系・天花寺家に生まれた紗代。
しかし、彼女はβとして生まれたことで、天花寺家から除け者扱いされていて………。
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!
Ω令嬢、情欲の檻
〜大正絢爛オメガバース〜
筆者 :菫野さとみ
出版社 :秋田書店
雑誌 :恋愛LoveMAX
ジャンル:女性マンガ
●紗代
………天花寺家本家の娘。βからΩに転換。瑛司とはいとこ。
●瑛司
………分家で生まれ育ったα。
●勝敏
………本家当主。紗代の義父。
●かえで
………勝敏の先妻で紗代の母。
●文乃
………勝敏の後妻で勝の母。
●勝
………勝敏と文乃の息子。成人したら本家当主になる予定。
●静子
………瑛司の婚約者。
●赤松
………本家主治医。
●眞田 彰剛
………紗代の婚約者。
●瞳子
………眞田家の使用人で彰剛の幼なじみ。紗代の見張り役として、天花寺家へ派遣された。
それでは【Ω令嬢、情欲の檻〜大正絢爛オメガバース〜】全話のネタバレ・感想をご紹介していきます。
【Ω令嬢、情欲の檻】全話ネタバレ・感想
1〜6話
●1〜5話
1〜5話は無料で読めますよ!!
●6話
今までの妄想がすべて現実だったと知らされた紗代。
なぜ、現実で求めてくれなかったのか疑問に思います。
瑛司は、
………この時をずっと待ってたんだよ。
と言い、2人は身体を重ねるのでした。
2人がベッドで盛り上がる中、ある人物がその光景を見ていて………。
■感想■
まさかの事実に衝撃を受けました。6話からは、激しめのラブシーンが続きます。瑛司の甘ったるく、重い愛が全面に描かれていますよ( ^ω^ )
7〜9話
●7話
天花寺家から婚約を断られてしまった彰剛。
お前は眞田を潰す気か!?お前が兄のようにもっと優秀だったら………。
と父に叱責されてしまうのでした。
彰剛との婚約もなくなり、紗代と瑛司の仲を邪魔する者はいなくなりました。
瑛司は今まで以上に、紗代の身体を求めるようになり………。
■感想■
彰剛の髪色とか目の色が初めてカラーで描かれていました。可愛らしい見た目をしていますね。後半はまだまだ2人のラブシーンが続きます。
●8話
瑛司が仕事に行っている間、彰剛に会いにいく紗代。
紗代は正直に、いとこの瑛司が好きだと彰剛に伝えます。
しかし、瑛司のことをよく思っていない彰剛。
紗代を彼から引き離そうと、必死に説得するのでした。
一方、瑛司は紗代の居場所を静子に尋ねます。
すると、静子は、
教えてあげるから、わたしを今ここで抱いて。
とお願いしてきて………。
■感想■
静子の性格の悪さとずる賢さが炸裂していました。そして、瑛司の紗代と静子に接するときの表情の差……別人のようで笑ってしまいました。
●9話
瑛司がわたしの初めてをもらってくれるなんて、嬉しい………。
瑛司に抱かれる静子。
瑛司は中に出してきたのでした。
翌朝。
頭が痛い中、静子は目覚めます。
すると、隣に寝ていたのは勝。
なんと、静子が昨夜抱かれた相手は、瑛司ではなく勝で………。
■感想■
静子と勝のラブシーン、エロくてちょっとドキドキしてしまいました。ここら辺は、すべて瑛司の計画なのですが、恐るべし彼の頭の良さ。
10〜12話
●10話
※瑛司の過去編
事業を失敗させられ、本家から身を隠すようになってしまった瑛司の父。
父の汚名返上のため、次期分家当主として、瑛司は幼いころから、過度な期待と熱心な教育を受けます。
そんな息苦しい環境の中、本家に自分と同じような境遇にあっている子どもがいることを知りました。
それが”本家の不義の娘・紗代”。
瑛司は彼女に一目惚れをします。
紗代は瑛司にとって、辛い生活の中で唯一心安らぐ存在になるのでした。
しかし、瑛司が精通を迎えたと同時にその関係は終わってしまい………。
■感想■
明かされた瑛司の過去。想像以上に過酷な生活を送ってきていましたね。見ていて切なくなります。また、瑛司に対する紗代の優しさも感動しました。
●11話
来る日も来る日も紗代に会おうと、本家を訪れる瑛司。
しかし、子どもである彼にできることは何もなく、ただ月日が過ぎていきます。
そんなとき、本家主治医の赤松が、瑛司に声をかけてくれました。
赤松は、瑛司の味方だと言います。
紗代様を助けたいなら、自身の有能さを天花寺のためではなく、彼女のために使ってみないか?
”誰にも邪魔されない、2人だけの新しい檻を作りたい。”
赤松のことばが心に響いた瑛司。
瑛司は紗代のために、すべてをかけて本家当主になることを決心し………。
■感想■
11話〜12話にかけて、紗代と瑛司の激しめラブシーンが続きます。今までで1番過激なんじゃ……ってくらい2人とも乱れてます。要チェックです。
●12話
2人の性行為を、ずっと目の前で見せつけられてきた彰剛。
彼も勃起し、我慢できなくなってきます。
すると、瞳子が現れました。
坊っちゃま、私に慰めさせてください。
と言い、瞳子は昔から彰剛のことが好きだったと告白。
そして、2人は体を重ねてしまい………。
■感想■
瞳子と眞田が交わったシーン、ビックリしました。2人もやるんかい!って。でも、お似合いの2人ですよね。ラストは勝敏からの衝撃の一言!
13〜15話
●13話
勝敏のことばに驚愕した一家。
特に勝の婚約者・静子。
彼女は、勝が次期当主になると確信していたので、指をくわえて悔しがります。
すると、本家主治医の赤松が勝敏の様子を見にやってきたのです。
そのとき、彼のポケットから1枚の写真が落ち、それを静子が拾いました。
写真にいたのは、紗代の母親・かえで。
女性の写真を持ち歩いていることに違和感を覚えた静子は、
この男、瑛司を潰すのに使えるかも………。
と企み………。
■感想■
勝敏が殺されかけ、そのおかげで瑛司が当主になる………。これは瑛司の計画なのでしょうか?天花寺家本家当主問題についても謎が深まるばかりです。
●14話
瑛司に核心をつかれ、動揺する彰剛。
今までの見合いは、紗代の婚期を伸ばすことが目的だったと話します。
そうして、瑛司は彼の逃げ道をなくすのでした。
一方、瞳子に昨夜の痴態を見られてしまい、焦る紗代。
しかし、瞳子は、
2人のおかげで彰剛との婚約が決まりました。
と嬉しそうに言い………。
■感想■
14話では、彰剛と瞳子の過去が明かされます。幼いころから結婚しようと約束していた2人。彼女の思いがどんな形であれ、報われて本当によかったです。
●15話
もし瑛司が犯人なら、自分にも責任があるため、一緒に罪を償おうとする紗代。
しかし、
わざわざ紗代が犯人だと思われるようなこと、絶対にしない。
と瑛司は否定しました。
そのあと、瑛司は正式に紗代が番になったことを天花寺家全体に告げます。
指輪を渡し、プロポーズをする瑛司。
ついに2人は結ばれたのでした。
そんな幸せな2人をよそに、何やら怪しい人物がいて………。
■感想■
1話から2人が両思いなのはわかっていたことなのですが、改めて瑛司が紗代にプロポーズするシーン、ステキでした。セリフ1つ1つに感動します。
16〜18話
●16話
仕事という建前で、箱根にある別荘へ新婚旅行にきた2人。
紗代は、出かける直前に赤松に言われた、
「最近、強盗が多発しているんだ。道中気をつけて。」
ということばが心に引っかかっていました。
何か嫌な予感がすると心配する紗代に、
何が起きてもオレが紗代を守るから。安心して。
と瑛司は言います。
そのあと、2人は部屋に入り、瑛司は紗代を押し倒し………。
■感想■
赤松の怪しい発言!!そして、箱根の別荘にいた人で、2人のことを怪しげに見る男性がいるのですが………一体誰なのでしょうか?
●17話
別荘にきても、紗代と1日中身体を重ねる瑛司。
仕事をしすぎな自分を心配する紗代に、
ごめん。なら今はこの先どんなことがあってもずっと一緒にいるって約束して。
と瑛司は言ったのでした。
瑛司と紗代が家を開けているあいだ、静子は動き始めます。
赤松から聞いた、
「天花寺家には公にできない秘密がある。」
ということば。
その秘密がある執務室へ入ってみると、そこにはあるものがあって………。
■感想■
17話はほとんど2人のラブシーン。紗代の潮吹きがとってもエロいです。そして、瑛司の性欲の強さと体力に驚かされました( °_° )
●18話
勝敏の執務室で見つけた、天花寺家の家系図。
そこには丸印だったり、塗りつぶし箇所があったりと、歪なものでした。
これを疑問に思っていると、
旦那様の部屋で何をしているの?
と文乃が焦った様子でやってきました。
一方、紗代と瑛司は大雨の中、箱根から帰ります。
別荘を出てから無口の瑛司。
紗代が心配していると、急に車が止まりました。
すると、運転手が「車から降りろ。」と命令してきて………。
■感想■
文乃の行動が異常におかしいのが気になりますね。また、幸せな新婚旅行だったはずが、まさかの展開に……。一気にミステリーになりました。
19〜21話
●19話
瑛司が行方不明になって1週間。
警察が、「遺体を確認してほしい」と言ってきました。
しかし、紗代は瑛司が死んだとは信じす、
お願いです……ちゃんと調べて!もう1人の落ちた男性も見つけてください………!!
と警察にお願いします。
それでもなぜか動いてくれない警察。
結局その後、見つかった遺体は瑛司だと断定され、捜査は打ち切られてしまい………。
■感想■
ここら辺から、赤松が紗代に近づいてきます。紗代のことを見つめる彼に、なぜか薄気味悪さを感じてしまいますね………。
●20話
瑛司はまだ生きていると思い続ける紗代。
そんな中、屋敷にいた静子が声をかけてきます。
ちょっといいかしら。どうしてもあなたの署名が必要な書類があって。
と言い、紗代を別室へ連れていきました。
そこへ入ると、なぜか彰剛が待っていて………。
■感想■
瑛司を思い、涙が止まらない紗代。見ていて切なくなってきます。しかし、そんな紗代にも彰剛という頼もしい味方がいてよかったです。
●21話
紗代と彰剛の会話を盗み聞きしようとする静子。
すると、後ろから赤松がやってきます。
僕の留守中に勝手なことをされると困るんだよ。
そう言い、赤松は静子を殴るのでした。
その夜、紗代は自身の部屋で眠りにつきます。
すると、眠っている最中に、グチュグチュ……という音がし、目覚めてしまいました。
瑛司の愛撫だと思う紗代。
しかし、目の前にいたのは赤松でした。
彼は、紗代のあそこに張り形(男性器を模した性具)を挿入していて………。
■感想■
赤松キモい〰〰〰!!!紗代が寝ている間、張り形を出し入れしているところは鳥肌がたちました。彼の本性、やばすぎですね。
22〜24話
●22話
おかえりなさい。先生。
仕事から帰った赤松を迎える紗代。
赤松は紗代のあそこをチェックします。
紗代の後ろにはたくさんの男がいて、
今日もαのみなさんが可愛がってくださいました。
と喜びました。
そんな彼女に興奮した赤松。
紗代のドロドロに濡れたあそこを可愛がり………。
■感想■
赤松につけ入らせないと決めた紗代。彼を全力で煽っていてカッコいいです。22話は眉毛がキリッと上がり、凛々しい顔つきの紗代が見れますよ◎
●23話
瑛司がいないまま始まった勝敏の生誕祭。
開始早々、司会者が、
ある余興を用意させていただきました。
と言い、モニターを出します。
勝敏の軌跡を活動写真にまとめ、それを今から見せるとのこと。
音楽も流れ、観客たちはみな、楽しみにしていました。
最初は勝敏の幼少期の写真が映し出されたものの、しばらくすると、「やめて!」という声が聞こえてきます。
すると次の瞬間、勝敏の先妻・かえでが何人もの男に犯されている映像が流れて………。
■感想■
23話から、怒涛の展開が続きます!!かえでが犯されている映像は少しグロいというか……目を背けたくなってしまうほど衝撃でしたね。
●24話
死んだと思われていましたが、パーティーに姿を現した瑛司。
観客の前で、天花寺家の人間が隠してきた秘密・犯してきた罪を一気に暴露します。
まず、本家の当主・勝敏に毒を盛り、そして瑛司までもを殺そうとした人物。
それはなんと、文乃だと言いました。
しかし、文乃は焦りながらも全否定。
そんな彼女に、
あなたの本当の旦那は白状しましたよ?
と瑛司が言うと、みずぼらしい格好の男が会場に現れ………。
■感想■
瑛司やっぱり生きてた〰〰!そして犯人は文乃!!さらに勝の本当の親!!いろいろと伏線回収があって、読んでいておもしろかったです。
25〜27話
●25話
分家に権力が移るのを恐れた本家。
”国に有益なΩ性という人材を、少しでも確保したい。”
そんな国の方針のため、本家当主だった勝敏はある決断をします。
それは、嫁いできたかえでにαの子どもを孕ませ、産ませること。
産まれてくるのはαかΩのどちらかで、天花寺家にとっても世間的にも聞こえはいいです。
天花寺家のため・勝敏のためになるならと、かえでは自ら犯されることを選び………。
■感想■
23話で流れた映像では「助けて」「やめて」と嫌がっていたので、むりやり犯されてきたのかと思ったら、自らされることを選択したんですね、彼女は。
●26話
かえでの実家である小豆沢家を味方につけた紗代たち。
大歓声を浴びながら、2人の結婚は祝福されました。
翌日。
瑛司は牢屋に入っている赤松に会いに行きます。
いままで赤松が犯してきた罪を突きつけ、彼が日本から追い出されることを伝えました。
すると、赤松は、
君も僕と同じ運命を辿るんだ。秘密を抱える限り、一生Ωを満足させられない。
と意味深な一言を放ち………?
■感想■
紗代と瑛司は無事、結婚し、赤松や勝敏などの邪魔者は排除。これでハッピーエンドかと思いきや、まだまだ隠されている秘密がありますね。
●27話
勝敏が逮捕されてから2週間。
世間は大騒動に発展し、瑛司はその対応に追われていました。
ようやく周囲も落ち着いてきたころ、紗代は小豆沢の家に行くことになります。
そこで出迎えてくれたのは、なんと瞳子。
瞳子は、小豆沢家の養女だったのです。
紗代にとって、叔母という立場になったのでした。
その夜、紗代と瑛司は小豆沢の家に泊まることに。
瑛司は紗代の肩にとん……と寄り掛かり、
紗代が喜ぶならって必死にがんばってきたんだ。オレのこと忘れないで………。
と甘えてきて………。
■感想■
27話で紗代たちが微笑ましく会話をしているのですが、瑛司だけなんだか暗い表情。小豆沢家にも、隠された問題がありそうな予感です。
28〜30話
●28話
秘書となった彰剛とともに、貴族院へ向かう瑛司。
しかし、向かっている途中で前の車が事故を起こしてしまい、道が塞がってしまったのです。
ここからなら議院まで歩いた方が早い。
そう言い、瑛司は1人で車を降ります。
歩いていると、事故現場で何やら困っているようすの老人を見かけました。
彼はフランスからの賓客、ヴィクトル・シモン。
瑛司は英語でシモンに話しかけますが、ことばが通じません。
フランス語が話せない瑛司は焦ります。
すると、どこぞの令嬢らしき女性が話しかけてきて………。
■感想■
まさかの彰剛が瑛司の秘書に!あれだけ歪みあっていたのに笑。28話からは、新しい登場人物がたくさん出てきます。先が楽しみですね♪
●29話
一宮邸の茶会にきた紗代。
春日居家のソフィアとその息子・ジョアン、そして付き添いのアランの4人でお茶を楽しみます。
しかし、そこで紗代は嫌がらせを受け、ソフィアたちに庇ってもらいました。
もっと見聞を広めなくちゃ。あんな風に堂々と……振る舞えるようになれたら、瑛司さんのためになるはず。
紗代は、強く思うのでした。
一方で、議会に出席した瑛司。
そこで、とんでもない法案を耳にします。
それは、Ωを国で管理するという法案で………。
■感想■
議会の内容が衝撃でびっくりしました。いつもは涼しい顔をしている瑛司ですが、ここら辺から死んだような目をしていきます。
●30話
瑛司と顔を合わせた謎の青年。
彼の名前は、春日居武雄。
春日居とは、この国で4番目に大きな財閥であり、武雄個人の資産も相当な額を保有しているのです。
武雄と瑛司は小さいころからずっと一緒であり、高校のときに武雄が留学をし、しばらく離れ離れになっていました。
武雄は別れ際に、
Ωの管理法の草案を考えたのは、外務省政務次官のオレだ。
と衝撃の事実を残して去って行ったのでした。
その夜、紗代が本を読んでいると、ガタンッと音がします。
瑛司が帰ってきたと思った紗代。
部屋を開けると、酔っ払った瑛司がソファでだらけていました。
紗代が声をかけると、子どものように泣きじゃくって………。
■感想■
瑛司が子どものように泣きじゃくるシーン、可愛かったです。酔っ払うと本性が出るとはよく言いますが、瑛司の本性は結構泣き虫なのかもしれません。
31〜33話
●31話
乱交をする春日居家の人間たち。
武雄とえみり、ソフィアとアランでそれぞれセックスをしています。
えみりとは、以前、瑛司を助けた令嬢。
武雄は彼女を、第三夫人として気に入っていました。
気立てのいいキミこそが、ゆくゆくは瑛司の第一夫人となってほしい。
と言う武雄。
なんと、武雄はえみりを瑛司の妻にしようと計画しているのです。
そして、乱交が盛り上がる中、4人のようすを覗く人物がいて………。
■感想■
春日居家たちの乱交シーン、すごくエロくて興奮しました………。春日居家の人たち、みんな美男美女で、魅力的ですね。
●32話
春日居家にやってきた紗代。
武雄とは初対面ではなく、学生時代に会っていたのです。
武雄は紗代のために、自身の家族を紹介します。
Ωで武雄の三番目の妻・えみり。
同じくΩで二番目の妻・ソフィア。
βで一番目の妻・千歌。
妻が3人もいることに驚いていると、瑛司も部屋にやってきました。
武雄は2人に謎の薬を見せ、
瑛司と番を解消してほしい。
と言ってきて………。
■感想■
春日居家の内情も明らかになってきました。まさか武雄の妻が3人もいるとは………すごいプレイボーイっぷりです。彼に何が起きたのでしょう。
●33話
わたしが子どもを産めない身体かもしれないということ………?
武雄の意味深な発言に困惑する紗代。
瑛司は武雄の態度に腹を立て、紗代を連れてその場を去ろうとします。
すると、紗代は冷静な表情をして、
わたしは瑛司さんと番いたくて噛んでもらった。だからあなたの施しはいりません。
とハッキリ断言し、去って行ったのでした。
予想通りの展開にはいかなかった春日居家の人間たち。
2人の対応に、武雄はブチギレ………。
■感想■
最初のセリフ、問題があるのは瑛司の方ではないかと思いました。紗代はΩで妊娠しやすいけど、瑛司の身体に何かしらあって、妊娠できないのかな〜と。
34〜36話
●34話
瑛司の元に届いた一通の招待状。
死んだような目をしながら、瑛司はそれを見つめます。
そして、招待状を燃やすのでした。
その夜。
瑛司は紗代のいる部屋へ行きます。
今戻ったよ。いい子にお留守番してた?
と言う瑛司。
そこには、強烈な匂いを漂わせ、発情する紗代の姿があり………。
■感想■
後半は、紗代と瑛司の熱〜い交わり。いつにも増して、紗代が発情しています。『巣作り』っていう隠語、初めて知りました。
●35話
会食にやってきた瑛司。
今日はなぜか、彰剛も一緒です。
武雄は、彰剛の顔を見るなり、不機嫌そうにしています。
どうやら、武雄に彰剛の存在を親友だと思わせることが目的だったよう。
瑛司と彰剛がギャーギャー騒いでいると、
瑛司さま。お越しになっているとお聞きして。少しお時間よろしいでしょうか?
とえみりが話しかけてきて………。
■感想■
えみりと話すときの、瑛司のテンション笑。紗代との差がありすぎて、笑ってしまいました。他の女性の前だと冷たくなるのが、彼のいいところ。
●36話
瑛司に罵倒されてしまったえみり。
しかし、えみりは怒るどころか、なぜかドキドキして、胸がときめいています。
今まで男性に褒められた経験しかないため、自分をあれだけ冷たくあしらった瑛司に、興奮するのでした。
会場が盛り上がる中、ガラガラと大きな荷物が運ばれてきました。
それは、布がかぶさっていて、中身がわかりません。
司会者らしき人物が、
ご帰還を祝いまして、武雄様に贈りものをご用意しました。
と言い、出てきたのは大きな檻。
その檻の中には、1人の女性が入っていて………。
■感想■
まさかのドMえみり。瑛司に罵倒されて、喜んでいます。後半は衝撃の展開なので、ぜひ見ていただきたいです。ついに出てきましたね、檻。
37〜39話
●37話
一方、瑛司が会食に行っている間。
春日居家との一件があって以来、紗代は外に出ることができなくなっていました。
家の中でも、お手伝いさんが見張っているようになったのです。
そんな監視の中、厠に行く紗代。
用を足していると、窓からコンコンと音がしました。
そこにいたのは、アラン。
アランは、
愛しのジュリエット。この僕、ロミオが連れ出してあげよう。
と言い、紗代を外に出してしまい………。
●38話
アランと外の世界を楽しむ紗代。
2人でお茶をしていると、瑛司の話になりました。
アランは紗代に、
1つだけ教えてあげる。彼は大嘘つきだ。
と言ってきたのです。
その発言に怒り、紗代は帰ろうとします。
しかし、立ち上がった瞬間、フラッと気を失ってしまったのでした。
目が覚めると、そこは檻の中。
目の前には、驚いた顔をする瑛司と彰剛の姿があって………。
●39話
赤松に、番を解消する薬を注射されてしまった紗代。
発情期の状態になり、周りの男性から性的な目を向けられてしまいます。
その様子を見て、興奮する赤松。
すると、我を失った瑛司が、
殺す
と言い、赤松を殴ってきたのです。
そんな瑛司を、彰剛は必死に止めます。
我に返り、少し落ち着いた瑛司は、
どうかお願いします。春日居様。
と土下座をして………。
■37〜39話感想■
まさかの赤松が登場!死んだと思っていましたが、春日居家と繋がっていたとは、驚きです。無理やり番を解消されてしまった紗代……果たしてどうなる!?
40〜42話
●40話
彰剛に呼ばれ、外へ出る紗代。
そこには、瑛司とえみりの姿がありました。
ごきげんよう紗代さま。本日はお加減はよろしいの?
と、ニッコニコの笑顔で聞いてくるえみり。
しかし、瑛司は紗代に目もくれずに去ってしまいます。
その様子を見た彰剛は、
なんなんだアイツ……。あの女のいいように成り下がって。
と、怒りをあらわにしました。
あの春日居家の騒動以来、おかしくなってしまった瑛司。
さらに、彼の秘書は彰剛ではなくなり、代わりにえみりが秘書になっていて………。
●41話
瑛司、これを受け取れ。
武雄に渡されたのは、何通もの紙。
紗代と瑛司が番を解消すると、彼女の元に、至るところから結婚の申し込みがきたのです。
そのことを知り、悔しがるも、紙を受け取る瑛司。
なぜ、瑛司が武雄に何も言い返せないのか、それには理由がありました。
なんと瑛司は、赤松の作った薬によって、Ωを妊娠させられない身体になってしまっていて………。
●42話
巣作りをし、そのまま眠ってしまった紗代。
目を覚ますと、瑛司がいました。
紗代、起きないで。これは夢だ。
そう言い、瑛司は紗代の目を手で覆います。
僕のこの不始末には必ず決着をつける。だからそれまではそばにいさせて………。
と言う瑛司。
その発言に、紗代は違和感を感じずにはいられません。
彼が何をするのか不安になった紗代は、
紗代
夢なんてもうたくさん。春日居家には2人で向き合いましょう。
と瑛司に言い………。
■40〜42話感想■
やはり、瑛司に身体には問題があったんですね。彼の苦しむ姿は見たくないですが、どうやって武雄たちと決着をつけるのか……続きが気になります。
【Ω令嬢、情欲の檻】全話ネタバレ・感想まとめ
いかがでしたでしょうか?
新たに現れた春日居家。
彼らの目的は一体何なのでしょうか!?
今後の展開に目が離せません!
ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスでも読んでみてくださいね!
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それではまた。
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