【這い寄るな金星】全話ネタバレ・感想。妹の恋愛を邪魔する姉の目的とは?

這い寄るな金星

今回は【這い寄るな金星】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます。

姉妹による寝取られバトル、その本当の理由とは?

期待の新人マンガ家・華沢寛治先生が描く、ドロドロ恋愛作品です。

人物の表情のコマが多く、それぞれの人物がどんな感情なのかを考えさせられます。

ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスも読んでみてくださいね!

 

這い寄るな金星
筆者  :華沢寛治
出版社 :小学館
雑誌  :ビッグコミックス
ジャンル:青年マンガ

 

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登場人物

●寺田 芹果
………姉・響子のことを憎んでいる。可愛くてモテる。

●高比良 響子
………芹果の姉だが、血は繋がっていない。女子力が低い。

●月島
………高校2年生のときに芹果と短期間付き合っていた。

●成茸
………芹果の所属している美術部の先パイ。

●名栗
………芹果の所属している美術部の先パイで、成茸と同中。

●高木 浩人
………響子の現彼氏。

 

それでは【這い寄るな金星】全話ネタバレ・感想をご紹介していきます!

 

【這い寄るな金星】全話ネタバレ

1話

オタサーの新歓で出会った、寺田芹果。

高木浩人は、美少女の芹果を前にして、彼女がいることを隠し、2人でデートします。

芹果の甘い誘惑に負け、その日に家へ連れ込んでしまいました。


芹果

チョっっロいわ〜……。

と心の中で思う芹果。

これは、芹果がある人物に復讐しようとして誘惑したもの

興奮を抑えきれなくなった浩人は、芹果を襲います。

すると、突然、家のピンポンが鳴りました。

合鍵を使って家に入ってきたのは、浩人の彼女です。


響子

芹ちゃん、久しぶり──。

と芹果に言う彼女。

なんと、浩人の彼女は芹果の姉で………。

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2話

6年前の冬。

父と再婚した女性の連れ子・響子

響子は芹果とは真逆で、顔は整っておらず、いつも無愛想・口が悪く、近所からも悪評を受けていました。

しかし、たとえ血が繋がっていなくとも、表面上では姉のことを慕っていた芹果。


芹果

わたしがずっと支えてあげる。わたしたちはずっと対等で………。

そう思っていました。

 

そんな姉妹は、高校生になります。

響子は、陸上部の大会で表彰されたりと活躍し始め、芹果は月島というクラスメイトを付き合い始めます

しかし、付き合ってからはどこかよそよそしい態度をとる芹果。

月島は、そんな芹果に不満が募り、焦ったのか、


月島

チューしてもいい………?

と言い、無理やりほっぺにキスをしました

されれたくもないキスをされた芹果は、青ざめた表情をしながら帰宅します。

そんな彼女を見て、心配した響子。

芹果は、彼氏にキスされたことを遠回しに言うと、響子はムキになってバカにし始めます。

響子の態度を見て、


芹果

うらやましいんだ………!!

と喜びました。

 

次の日。

芹果は、響子に見せびらかすように、月島を紹介します。

彼氏を自慢することに、優越感を感じた芹果。

しかし、その日の帰り、月島と響子が一緒に歩いている姿を見かけて……?

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3話

姉の響子が、月島の局部を触っているところを目撃した芹果。

その光景がショッキングすぎて、翌朝まで泣いていました。

すると、芹果を起こしに、響子が部屋にズカズカと入ってきます。

たいして可愛くもなく、色気もない響子の姿を見て、


芹果

こんなやつに引っかかったの……?

と絶望し、思わず吐いてしまいます。

芹果は、そんなひどい体調でも学校へ行きました。

加害者の月島は、なぜか学校を休んでいます。


芹果

お姉ちゃんはわたしを恨んでいた……?その復讐で月島を………。

響子が自分の彼氏に手を出した理由を考えていると、ある人物から電話がかかってきて………。

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4話


芹果

わたしたちまだやり直せる……!

そう思い、月島のもとへ走る芹果。

謝ってくるかと思いきや、彼の口からでたことばは、


月島

お誕生日おめでとう。

でした。

そして、1人で選んだわけではないであろう誕生日プレゼントを芹果に渡します。

それを見て察した芹果は、


芹果

いいよ。本当のこと言って。

と言いました。

告白してきたくせに、自分より可愛くない響子を選んだ月島。

少しでも自分を肯定し、姉のことを否定してほしい芹果は、


芹果

お姉ちゃんの方がわたしより可愛いし……!!

と大声で叫びます。

しかし、月島の返答は、


月島

比べる必要なんてないし、あの人なら絶対そういうこと言わない。

芹香が言ってほしかったことばではありませんでした。

そう言われ、泣きながら家に帰る芹果。

そんな姿を見て響子がとった行動とは………?

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5話

なにがなんでも、月島とは別れないと決めた芹果。

バレンタインに手作りチョコを渡して、関係を修復させようと考えます。

友だちの家でチョコを作ろうと、前日に材料を買ってきました。

 

翌日、起きてキッチンへ行くと、そこには昨日買ってきた材料でチョコを作る響子の姿が

それにブチギレた芹果は、棚に飾ってある2人が映った写真を投げつけようとします。

それを響子は必死に止め、


響子

いいじゃん。大目に見てよ。

となだめます。

そして、

 響子

そろそろ決着つけたいでしょ?

と言い、2人はLINEで月島を家に呼び出し………?

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6話

3人でチョコレートを作ることにし、足りない材料を買ってこようと家を出た響子。

月島と2人きりになった芹果は、彼を襲おうとします


芹果

触ってよ!お姉ちゃんにしてたみたいにわたしにも!

焦る芹果に、


月島

オレが悪かった。もうオレは指1本お前に触れない。

とまるで芹果と別れたいようなセリフを吐きました。

 

そんな2人の会話を、盗聴器で聞いていた響子

響子は月島とLINEで、

芹果と別れるなら私が付き合ってやってもいい。』

とやりとりしていたのでした。

響子と付き合うために彼女の言いなりになった月島。

そうまでして芹果の恋愛を邪魔しようとする響子の目的とは………?

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7話

月島と別れてから9ヶ月後。

芹果はいまだに、月島と付き合っていたことを思い出すと、吐き気に襲われます。

そんな芹香は中学3年生になり、クラスの委員長になりました。

しかし、先生からは姉の響子と比べられてしまい、肩身のせまい思いをするのでした。

 

しばらくして、芹果は自分の居場所を作るため、美術部に入ります。

美術部の中で唯一の中等部生。


芹果

お姉ちゃんに浸されない……。わたしだけの居場所………。

優しい先パイに囲まれ、充実した部活動を送っていました。

 

月島との一件以来、姉とのキョリを置く芹果。

家では自分のことをあまり話さないよう心がけます。


響子

シャンプー切れる〰〰取ってきてぇ───。

風呂場で叫ぶ響子に、芹果はシャンプーを持っていってあげようとしました。


芹果

シャンプー持ってきたよ〜。

と言い、浴室を開ける芹果。

すると、全裸の響子が芹果にシャワーをかけてきました。

彼女の裸を見て、芹果が思ったこととは………。

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8話

貧血により、学校で倒れてしまった芹果。

響子との夢を見て目が覚めます。

そこにいたのは、同じ美術部の先パイ・成茸

倒れた芹果を保健室まで運んでくれたのでした。

彼の優しい心遣いにときめいた芹果は、


芹果

申し訳ないので何かお礼を………。

と言います。

しかし、成茸は芹果とあまり関わろうとしません。

挙げ句の果てに、


成茸

実はオレ、なんとなくキミに苦手意識があってさ。得意じゃないんだ、裏表の激しい子

と言われてしまいました。

 

成茸のことばに大ショックを受ける芹果。

放課後、部活が終わりると、成茸と帰ろうとします。

何としてでも美術部の全員から好かれたい芹果は、


芹果

美術部はわたしの聖域なんです……!!わたしはみんなのこと好きだから!みんなにもわたしのことを好きでいてほしいってゆーか!

と焦りながら言いました。


芹果

……だからどこがダメだったか言ってください。イヤなところがあれば直しますから………。

ポロポロと涙を流す芹果。

その姿を見て、成茸はドキドキしてしまい………。

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9話

成茸とファミレスにきた芹果。

何を考えているのかわからず、会話も続かない彼に、頭を悩ませます。

ドリンクバーから戻ってくると、成茸は美術部の名栗から説教を受けていました

コンクールのことでグチグチ言われていた成茸。

成茸の辛そうな表情を見て、


芹果

……知っている。このかおと痛みを。

と芹果は思い、彼に同情します。


芹果

苦しいの隠し通すのがどれだけ大変か……わたしならわかりますから。

と言い、成茸を励ましたのでした。

 

その後、成茸はトイレに向かいます。

すると、トイレのすぐ隣にある入り口から、喘ぎ声が聞こえてきました。


成茸

……なんだよ。ファミレスで盛るなよ。

と呆れながらも興奮する成茸。

ゴソゴソとポケットの中からメモ用紙を取り出し、芹果の絵を描き始めます。


成茸

……おかしいだろ。ロクに苦労もしたことないくせに、オレの何が………。

芹果のことを苦手と思っていましたが、彼女のことが頭から離れません。

すると、女子トイレからなぜか響子が出てきて………。

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10話


芹果

……昔、彼氏をお姉ちゃんに寝取られたんです。初めてできた彼氏でした。彼のパンツとおち●ちんを、

成茸にカミングアウトする芹果。

芹果の口から出ると思わなかった単語に、成茸はビックリします。


成茸

いつもの寺田さんらしくない………。

あたふたする彼に、


芹果

気づいてください……。今、目の前で話しているのが本当のわたしです。

と言いました。

ありのままをさらけ出した芹果。


成茸

もう…キミを軽んじない!!だからキミが何に苦しんでいるのか……教えてよ。

と成茸は、真剣に芹果と向き合うことを決めたのでした。

 

その後、2人は河川敷へ行きます。

芹果は、今まであったことを成茸に話しました。


成茸

……辛かったね。キミの元彼氏は特に論外だ。普通、恋人を不幸にする行動は避けるものだろ………。

芹果の気持ちを汲み取る成茸。

そのことばに、


芹果

先パイの彼女になる人は幸せですね………。

と芹果は言います。

すると、成茸が、


成茸

……そう思うなら僕と付き合って幸せになれるかどうか試してみる?

と告白してきました。

それを聞いて、姉の顔が思い浮かんだ芹果。

芹果は姉がしていたように、成茸にキスをして………。

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11話

成茸の前に現れた響子。

響子は、陸上部の先パイに渡す色紙の似顔絵を描いてほしいという名目で、成茸に近づいてきました。


成茸

どうしてまたこの女が───。

疑問に思う成茸。

昼休みに2人で美術室に行き、どうして自分なのかと響子に聞きます。

すると、響子は顔を赤らめながら、


響子

あんたの去年の作品集。誠実で魅力的だと思ってるよ。あのファミレスで会ったときからずっと………。

と恥ずかしそうに言いました。

成茸は響子の仕草を見て、ドキドキが止まりません。

放課後、芹果と帰る誘いを断り、響子と美術室で過ごすことにしたのでした。

 

自分のことを描いてほしいとお願いする響子。

スカートを脱ぎ始め、イスに座ってわざとパンツを見せます。

成茸はその姿に興奮するも、


成茸

オレには彼女がいて………。

と言い、我慢しました。

しかし響子は、


響子

大丈夫。これは浮気じゃない♡

と言いながら、成茸の上にまたがり、ワイシャツを脱ぎます。

ついに抑えられなくなったり成茸は、響子とキスをし、挿入までいきました。

すると響子は、


響子

芹ちゃんっ………。

と言いながら喘ぎ………。

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12話


成茸

妹を返してもらうって………。

響子の発言ですべてを悟った成茸。

しかし、自分の性欲には逆らえず、響子との行為に興奮が止まりません。


成茸

っていうかなんだよ……。聞いてた話と違うし、なにが目的なんだ………?

ハァハァと息を切らしながらも、こんなことをする響子の目的を探ります。

すると、響子は、


響子

あの子がわたしのこと、なんて説明してたか、どういう風に睨んでいたのか教えてよ。

と成茸に言いました。

響子は、芹果が自分のことをどんな風に意識してくれているのか、知りたがったのです。

芹果のことが好きだが、姉という立場になってしまったため、それを知ることぐらいでしか満足できない響子。


響子

わたしだって好きで家族になったわけじゃない。だけど今さら、お姉ちゃんをやめられないよ………!!

響子は涙を流しながら、本音を漏らしました。

2人の行為が盛り上がっている中、芹果はその光景を見ていて………。

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13話

出産してすぐに亡くなってしまった芹果の母。

母の顔を知らない芹果のことを思い、父は響子の母と暮らすことを決めます。

最初は、他人嫌いな響子と、関係がうまくいかなかった芹果。

しかし、一生懸命自分と関わろうとしてくれている響子を見て、


芹果

……あの人を見てると思うんだ。家族ってがんばってなるものだって。

と思うようになります。

そんな響子のことを、何があってもずっと家族だと、信頼していたのでした。

 

それなのに、響子に裏切られてしまった芹果。

成茸と行った河川敷で叫んでいると、


響子

芹ちゃん!!やっと見つけた………!!

と息を切らしながら、響子が走ってきました


響子

なんでこんなとこに来てんだよ……!!どーすんだよ襲われでもしたら………。

響子は、本気で芹果のことを心配します。

すると、彼女が持っていたスマホが地面に落ちました。

芹果が画面をチラッと見ると、そこにはGPSが。

響子は常に、芹果の位置情報をGPSで追っていたのです。

芹果

ほんとに何考えてるの………?そんなにわたしのことが嫌い?

響子の異常な行動に、困惑する芹果。


芹果

もうなんもわかんないよ!!わたしのこと傷つけて楽しいくせに………。

今までの不満を響子にぶつけ、


芹果

ほんとはずっと思ってたんでしょ……?わたしなんかと姉妹にならなきゃよかったって………。

と言いかけます。

芹果の悲しむ姿に、耐えたれなくなった響子。


響子

ごめん、芹ちゃん。傷つけてごめん。好きになってごめん………。

と言い、芹果を抱きしめ………。

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14話

高校生になった芹果。

髪の毛をバッサリ切り、雰囲気が変わったと友人から言われていました。

 

こうなったのは、高校1年生になったばかりの春。

突然いなくなった響子に、芹果は唖然とします。

なんと、響子は母の兄の家で暮らすことにしたのです。


響子の母

……でも響子、何度も言ってたわよ。芹ちゃんと毎日会えなくなるのは寂しいって。

と言う響子の母。

学校に行けば会えるものの、自分の前から逃げた響子を許せません。


芹果

うそつき。裏切り者………。

響子に失望する芹果。

彼女を忘れるため、気持ちを切り替え、髪の毛を切ります。

そして、何度も何度も響子のことを忘れようとしました。

 

そんな芹果は、大学に進学。

そのころには響子のことなど、頭から離れていました。

しかし、ある日のサークルの飲み会でのこと。


男子

寺田ちゃんて結構モテるでしょ?好きなタイプは?

と男子に言い寄られるほど、相変わらず芹果はモテています。

飲み会を楽しんでいると、スマホにある通知が。

それは、『@KYO_TKHRさんはあなたの知り合いかもしれません』というSNSの通知でした。

さらに、アカウント名は『K子』。


芹果

……なにこれ。本物?

響子のSNSだと疑った芹果。

同じ大学の男子になりすまし、そのアカウントをフォローして………。

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【這い寄るな金星】感想

絵が個性的で、世界観に引き込まれます。

表情の描き方がとてもステキで、コロコロ変わる人物の表情が見ていて飽きません。

また、響子の絶妙に可愛くない感じがクセになりますね。

めちゃいいキャラしてます。

 

●芹果の本心

幼いころから姉・響子を慕い、”この人はわたしがいないとダメなんだ。”と思い込んできた芹果。

姉といつまでも対等だと思っていたのですが、成長していくにつれ、活躍していく彼女を見て嫉妬していきます

”なんでこんないい子じゃない姉が。”

そんな姉に「キスをされた。」と言うと、ムキになった姿を見て喜びます。

”姉は絶対されない。自分にはこういうことをする相手がいる。”と優越感があったのではないでしょうか。

そして見せびらかすように、翌日、自分の彼氏を響子に紹介します。

その日から月島のことをかっこいいと思ったり、一緒にいて楽しいと思えるようになります。

しかし、それが仇となり、姉と関係をもってしまうことになりました。

これは芹果の性格を知った上で、響子が作り込んだ計画なのかもしれません。

 

4話で姉のことを否定し、「そんなことないよ。芹果の方が可愛いよ。」と言って欲しかったシーン。

ここは芹果の性格がよく出ているシーンでした。

対等とはうらはらに、誰よりも姉と自分を比べていたんですよね

心の奥底で下に見ていた響子に彼氏をとられるなんて、自分のプライドが許さない。

そんなプライドがあるせいで、好きでもない月島と絶対に別れたくないと思います。

結局、芹果にとって彼氏という存在は、何もない自分を高く見せてくれるもの・飾ってくれるものでしかなかったのかもしれません。

努力をせずとも勉強も運動もできる姉。

そんな彼女をうらやましがり、自分もいい子になろうと努力してきたが、姉のようになれなかった。

芹果は劣等感があるがゆえに、承認欲求の高い女の子になってしまったんだと思います。

 

●響子の本心

6話で明かされるのですが、響子の今までのセリフ・行動はすべて、血の繋がっていない妹・芹果のためにやっていたことでした。

まさに歪んだ愛

妹を汚す奴は一匹残らず排除するって感じです

「彼氏にキスされた。」と芹果が言ったとき、うらやましがってムキになったのではなく、”妹がどこの誰かもわからない奴に汚されてしまった。”と思ってムキになったのでしょう。

 

また、月島とキスをするとき、必ず”センパイ”ではなく、”お姉ちゃん”と呼ばせます。

これは、月島を芹果だと思って行為をしているんですよね

11話のラストで「芹ちゃんっ………。」と言っていますし、彼女のことが恋愛的に好きなのだと思います。

響子の歪んだ性癖が描かれていました。

 

しかし、そんな彼女ですが、5話で2人が写っている写真を芹果が投げつけようとして、慌てて止めるシーンがあります。

ここは”2人の思い出の写真を傷つけられるのがイヤ”、という純粋な気持ちがあったのではないと思います。

歪んだ愛とはいえど、好きな気持ちは本当です。

そう思うと、響子がちょっと切なく思えてきますね………。

 

【這い寄るな金星】全話ネタバレ・感想まとめ

いかがでしたでしょうか?

妹のことが嫌いで、邪魔をしていたのかと思ったら、まさかのその逆だったと………。

6話のラストは衝撃的でした。

今後、血の繋がっていない姉妹の関係はそうなっていくのか楽しみです。

ネタバレを読んだあとはぜひ、コミックスでも読んでみてくださいね!

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それではまた!

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